中国で大地震：趣味と熱狂の狭間で…：SSブログ

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中国で大地震　[真剣に語ってみる] [編集]

中国・四川省でＭ７・８の地震、死者７６００人超す
　　【北京＝佐伯聡士】中国の中央テレビなどによると、中国南西部の四川省で、１２日午後２時半（日本時間同３時半）ごろ、マグニチュード（Ｍ）７・８の地震が発生した。
　震源は同省の省都・成都の北西約１５０キロのアバチベット族・チャン族自治州のブン川 ( せん ) 県。（ブンはサンズイに「文」）
　米地質調査所は地震の規模はＭ７・５、震源の深さは１０キロとしている。国営新華社通信は１２日、四川省の死者が７６５１人に達したと伝えた。死傷者はさらに増加しそうな情勢だ。
　新華社が民政省のまとめとして伝えたところでは、午後６時（同７時）現在、四川、甘粛、雲南各省、重慶市などで計１０７人が死亡、３４人が負傷した。事態を重く見た胡錦濤・国家主席は地震発生直後、救助作業を急ぐよう関係部門に指示した。温家宝首相も同夜、被災地の四川省都江堰 ( とこうえん ) 市に入り、陣頭指揮をとった。成都軍区の空軍ヘリ２機、兵士６１００人が出動し、救援活動に当たっている。
　新華社電などによると、重慶市で小学校が倒壊し、生徒５人が死亡、１００人以上が負傷。教員と生徒１９人ががれきの下に埋まっているという。四川省都江堰市の中学校も倒壊、５０人余りが死亡した。甘粛省でも住宅の倒壊で少なくとも１０人が死亡したという。成都市内でも４５人が死亡し、６００人以上が負傷したとの報道もある。華僑向け通信社「中国新聞社」（電子版）によると、四川省地震局が同省内の１１市などで５９２人の死亡を確認したという。
　また、同自治州政府によると、ブン川県周辺の県では多くの住宅が倒壊している上、観光地として知られる九寨溝 ( きゅうさいこう ) など各地で道路が寸断、山崩れも起きており、１人が死亡、８人が重傷を負ったという。同自治州や成都市内では夜に入っても余震が続いており、成都空港が安全上の理由から閉鎖されたほか、成都駅で鉄道の運行を停止するなど交通網にも影響が出ている。（ブンはサンズイに「文」）
　北京の日本大使館によると、１２日夜現在、日本人が被害にあったとの情報は入っていない。
　揺れは、四川省のほか、河南省、河北省、湖北省、上海など少なくとも十数の省・直轄市など幅広い範囲で報告された。北京市内でも揺れが感じられ、ロイター通信などによると、揺れはバンコクでも感じられたという。北京や上海などでは、住民や会社員が高層ビルから避難し、路上に集まるなどの混乱も見られた。成都や重慶などでは電話が通じにくい状態が続いている。
- 読売新聞 [05/12(月) 23:50]

以前、本で中国は地震がめったに起きないという事を呼んだのですが。
その本を書いた筆者の中国育ちの娘さんは、日本で地震を初体験してパニックになったそうです。

しかし、その中国で大地震が起きてしまいました。
ミャンマーのサイクロンの被害も起こったばかりだと言うのに、最近地球上が騒がしいようです。
私が読んだ本の通り、地震の少ない地域に起きたとすると、それに対する対策も、甘くなりがちだと思います。
現時点での死者数も相当数に上っているようで、最終的にはもっと増えることも予想されます。

地震大国日本も人事ではありませんが、今は被害にあって苦しんでいる人に、少しでも助けとなる人材や物資が早く届くよう祈るのみです。
オリンピックも近いのに大変でしょう。パンダたちが多いところですが、彼らの安否も気になるところです。

体が弱くて、募金ぐらいしか何も出来ない自分が歯がゆくてなりませんが…。
亡くなった方々の冥福をお祈りいたします。被災地の方々が一日も早く、安心して眠れる日が来ますように。