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「THIS IS IT」 [映画・TV・ドラマ]



マイケル・ジャクソン…亡くなってから4カ月余り経ちます。

この映画を観て言えることは、やはり彼は「偉大すぎるミュージシャン」だったということ。
そこにはスキャンダルにまみれたゴシップとは懸け離れた姿が有りました。


この映像を見るまで、私の中の「彼」はミュージシャンとしては偉大でも
人間としては「大人になりきれなかった子供」というイメージが有りました。
育った環境に問題が有ったことは事実です。
子供の頃から芸能界に入れられ、その中で生きてきたのですから…。

しかしラストステージを作り上げようと、音の速度の細部まで指示を出し、
構成を作り上げて行く姿は、真摯で謙虚な「大人」でした。

スタッフに意見を言う時も声高になることなくスーパースターと言うには
余りにもフレンドリーな彼。
しかし自分の納得がいくまで演出を練り、妥協を許さなかった姿はもう
月並みですが、「すごい」としか言いようがない。

やはり「天才」と呼ばれる人は、凄い努力をしているのだということを
再認識しました。

ステージの構成も物凄かった。CGや映像を駆使し、演出もライブなどと
いう言葉では足りない…。
一大エンターテイメント。
実際に行われていたら、凄い記録となって後世に残ったでしょう。

今回の映像もリハーサルとは思えないほどの完成度。
まるで生のコンサート映像を観ているような迫力。
50歳とは思えないダンスと歌声…。

本当に偉大な人を、悲しい形で失ったのだと強く感じました。

彼自身が「ラストステージ」を実現したかったでしょう。
その幕が開く前に、彼が逝ってしまったのが惜しまれてなりません。

そして彼が映像の中で語った環境問題への想い…。
私たちは大きな宿題を彼から残されました。
「4年のうちに環境破壊を止めよう。」
「誰かじゃない。僕たちがやるんだ。」
「今やらないと、間に合わない。」

私たちは彼に応えることが出来るでしょうか…。

幻のまま止まってしまったコンサート。
呆然と取り残された多くのファンたち…。
でも、映像を観ているうちに、彼の声が聞こえた気がしました。

「コンサート、やれなくてゴメンね。実現できなくてゴメンね。」
彼自身が、一番悔しいでしょうね。あそこまで作り上げていった世界を
実現できなかった訳ですから…。

彼のようなスターは、少なくとも私が生きている間に出てこないと思います。
それほど偉大な人でした。
本当に、そうとしか言えません。

今はただ、彼の魂が安らかに眠れる事を願って…。ご冥福をお祈りいたします。

今まで有難う。素敵な音楽、ダンス、忘れません。

マイケル・ジャクソンよ…永遠に…。


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ミカリン

>きみなりさん
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>shinさん
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>釣られクマさん
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>xml_xslさん
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>ラッキーこたきちさん
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>びくとるさん
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>naonaoさん
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>@ミックさん
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>MIYABIさん
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>c-yukky_zさん
nice!ありがとうございます。
by ミカリン (2009-11-09 22:37) 

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