「日本沈没」 [映画・TV・ドラマ]
当然がら賛否両道有りましたが、「昔のの方が良かった」という、リメイクが出ると必ず出るご意見はひとまず別として。
私としては先に書いた通り、結構気に入っていました。「細かい部分が原作と違う！」なんていう人がいましたが、現在日本に置き換えてるので、ソレは当然だと思います。
まず、街並が違う、国際的立場が違う、日本人そのものの物の考え方が変化している。舞台を'70年代として描くならともかく、2006年代として描く以上、災害対応そのものが全然違います。
前作のように『パニック映画』的シーンが少なかったことに不満を持った人も多かったようですが、現実に神戸などの震災の後なので、「地震が起こった最中のパニックを前面に出さなくても、地震の起こり始めと、起こった後の崩壊を描けば現代の人には分かる。それより人間模様を描いていこう」と言うのが今回の映画の目的だったと聞いています。
恋愛が描かれてることが不満の当時職場にいましたが、愛を描かなくてこの手の映画が成り立つかなぁ？自分の大切な人を助けたいという想いが、「日本を救いたい」と言う気持ちに繋がっていくわけだから。まぁ、その人は『ワールド・トレード・センター』でも「家族愛や人間愛なんて描かれてて不快だった」と言っていましたが。
前作は政府に加え、外国も結構協力してくれたようですが、近作は表面はともかく、実際は迷惑に思ってて経済価値のない日本人に意味はないという姿勢。大勢の難民が来るのも正直迷惑で、実際「日本人来るな」のデモが起きたり、海外へ本社を移した日本企業の株が大暴落したり、地位の有る政治家達が国民見捨てて国外に逃げたり結構リアル…。その反動で日本を完全には沈没させない方法を見つけたら、凄く協力的。そりゃ難民受け入れに比べりゃ、採掘船一隻出すほうがいいわな。
建物の壊れ方も、実際の作られた時期から耐震構造を推定したと思われる崩れ方をしていて面白かったです。都庁は細かい破損は別として、建物その物はそのままで地盤が崩れたため横倒しだったり、そんなところもリアルだなぁ。我が名古屋ですが、映画制作時期にまだ名古屋駅前高層ビル群製作途中だった為、映画にはＪＲのツインタワーのみ登場。もちろん名古屋人なら分かる街並みが広がっておりました。崩れた状態で（手前に名古屋城）。ツインタワー、オフィスビル側は無事でしたがホテル側が折れてました。ちなみに名古屋崩壊シーンは当初予定に無かったんですが、映画のポスターにイラストレーターの生頼範義氏の描いた劇画タッチの北海道、東京、京都、九州の「ご当地沈没」ポスター4種類用意されていたんですが、それとは別に中京地区の東宝宣伝部が独自にその４都市と「名古屋沈没」の計5種類のポスターを作成したため、急遽予定になかった名古屋崩壊シーンが追加されたそうです。私はコチラの5種類の「ご当地沈没」版の絵の方が好きですねぇ。他の都市も現代の有名な風景でしたし。
個人的主観ですが草彅剛さん、この映画ぐらいの髪の長さの方が良いです。特に前髪。ラスト辺りの潜水艦内のシーン、マジな顔のせいか凄く精悍に見えてかっこ良かった（マジファンの方申し訳ない）。かっこ良かったといえば及川ミッチーも良かった。ＤＶＤ観てる時はバスローブ（12日日記参照）忘れてたよ（すいません、こんなところでそんなネタ）。大地真央さん、申し訳ないけど個人的に好きじゃないんですが、この作品の彼女はかっこいいですよぉ。ヒロイン喰われてるって！学者役の豊川悦司、不潔そうな格好似合うなぁ。でもかっこいいんだよなぁ。なんでだろ？
初めて観た訳じゃないのに、結構泣きながら観て頭痛い（ソコまで泣くか）んだけど、エンドロール観て吃驚。配役＆メカデザインにエヴァンゲリオン監督「庵野秀明」氏の名が…。こんなところでも活動してたのね…。
藤澤ノリマサ
こんばんわ。
「日本沈没」のDVD私も持ってます。
あ、勿論ミッチーが目当てなんですけどね。
この映画の評価って世間的には余り良くないんですが、私は好きです。
トヨエツのあの風貌大好きです。
ミッチーの結城役も、最後の死に方が好きなんですよぉ。
ストーリーとしては、主役2人のラブストーリーは要らん！と思ってしまいますが・・・。
余談ですが、ミッチーのLiveはとっても楽しいですから、興味がありましたら参加してみてください。
バスローブ姿は見れませんが、キラキラは衣装は見れると思いますよ☆
by まな (2007-05-22 01:04)
まなっちさん、再度ご訪問ありがとうございます。
すみません、パスローブ繰り返して…。とても強烈でしばらくわすれそうに無くて（苦笑）。
結城の死ぬシーン、悲しいけど感動ですよね。
ライブ、チケットが手に入る機会が有りましたら、参加して見ますね。
by ミカリン (2007-05-22 01:22)