SSブログ

「地球へ…」第16話 [「地球へ…」]

地球へ… 2 (Gファンタジーコミックススーパー)

地球へ… 2 (Gファンタジーコミックススーパー)

  • 作者: 竹宮 惠子
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2007/04/06
  • メディア: コミック
「君は夢の化身…。地球を抱く女神。フィシス、無垢な微笑み…。
その時、僕は君が夢見る地球を見たんだ。…美しい一粒の真珠、テラ。」
今回の主人公はブルーのようです(笑)。
今のところ省かれていたフロア001のシーンがこんなところで…。
しかもブルーとフィシス、まるで恋人みたいですね。
原作では「人形のような、偶像のような愛し方だった」と表現されてますが、アニメではもっと深いものを感じます。
その様な表現は現代では、支障が有るからでしょうか?
「始まりは貴方の導きでした。お帰りなさい。」
「ただいま。僕の女神。」
まぁジョミーと深い関係にならなければストーリーに影響は無いかも…。
私的にはこういう展開は嫌いじゃないですから良いです。
ブルーだし(彼のこと好きだけど、途中退場のキャラなので、特別な存在がいても良いかもと思います)。
自分がキースを逃がしてしまった為に恐ろしいことが起こる、予知能力など要らないと言うフィシスに、フィシスの力が特別なのではなく、存在が特別なのだと言うブルー。
どうやらブルーがフィシスの過去を封じたことが予知能力が強まった理由らしいです。
「良き事だけを選べる人生など有りはしない。人間もミュウもそれは同じだ。」
「大丈夫、僕が皆を守るよ。ジョミーもいる。」
「長く君にかけられていた呪いを解く時が来たようだ。」
「僕の目覚めには必然が有る」
「地球を見たかった」
ブルーは自分の命の終わりを予知しているのでしょうか。
ナスカにて、若者達が星を離れることに反対意見を示しています。
リオの必死の抵抗も聞かず、別に人間に知られたって、何もしてこない、かえってシャングリラがいない方が安全だなどと言う、キムやハロルド。
一方、ナスカで生まれた子達がトォニィに対応するように昏睡状態になって、メディカルルームに集められます。
原因不明、ただ体内の細胞レベルの変化が蝶の変態を見るようだと言うドクター。
ナスカの子7人になってますね。原作では9人だったはず。
途中2人の戦死はなしと言うことでしょうか。
なかなか進まない避難状況に焦るジョミー。
「メンバーズにこの場所を知られてしまった以上、ナスカを離れるしかない。」
「何かが起こっている。この胸騒ぎは何だ。」
焦るジョミーに答えを与えるブルー。
「ナスカに何かが起こる予兆だよ。一刻も早くナスカを離れたまえ。
君も、もう感じているだろう。変動の予兆を。」
ソルジャーと呼びかけられ、自分は只のブルーで、今のソルジャーはジョミーだと言うブルー。
「俯くな、ジョミー。君がうつむけば皆が俯く事になる。個々の想いは有るだろう。
だが今は長として彼らに君の想いを伝えたまえ。私も君に従おう、ソルジャー・シン!」
元長として現長のジョミーに、心得を説くブルー。こうやって並ぶとジョミー、可愛いなぁ。
まだ若者ですものね。ブルーたち長老は見かけはともかく何百年も生きているわけだから。
なかなか説得に応じない若者達。
「人は見たいものしか見えなくなる生き物だ。
不都合な真実は受け入れ難いだろう。」
直接説得に行くというジョミーに、一緒に行こうというブルー。
そっとハーレイにジョミーのことを託して。
(ジョミーはまだ若い。勢いだけで戸惑うことも有る。
君達が支え、助けてやってくれ。頼んだよ、ハーレイ。)
一方ジョミーは自分を見つめるブルーの瞳に不安を感じます。
(ブルー、何故そんな目を。
僕に出会った頃の貴方はいつも強い意志を僕に注いでいたのに。)
(長とはどうあるべきか、これが君に伝えられる最後のチャンスになるかもしれない。)
今回は切ないセリフがいっぱいです。ブルーの最期を暗示するようなセリフが続き、ナスカに気を取られて、はっきり気づかないながらも不安を感じるジョミーとフィシス。
ナスカに向かう二人を追いかけてくるフィシス。彼女を抱きしめささやくブルー。
「心配しなくて良いよ。僕なら大丈夫だ。ジョミーが我々のソルジャーだ。
僕があの時選んだ…大切なソルジャーだ。」
まるで自分の命に代えてもジョミーを守るって言ってる様に聞こえるんですが。
…いや、言ってるんですよね。
「帰ってきたら、また君の抱く地球を見せてくれ。」
でもそうしているうちにアルタミラの大虐殺でも使われたと言う『メギド』が発動され、ナスカに向かって放たれます。(ラピュタを思い出したのは私だけでしょうか?)
『メギド』…聖書の最後、「ヨハネの黙示録」の中にある善と悪の最終決戦の場所の名前。
落とされるのは神の制裁の雷か、悪魔の地獄の業火か…。
受け取り側によって解釈が違うわけですが…。
グレイブは嫌な男に描かれていますが、後者の意味で使いましたね。
人間側ですが、意外と正常な感覚の持ち主かもしれません。
「ナスカが燃える」
トォニィが目覚めます。次は大きくなって登場?
「そうはさせない!」
独りで『メギド』の火に立ち向かうブルー。いつもにも増して緊迫したシーンで終わりました。
来週がとっても不安です…。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 2

冬萌まる▼・ェ・▼

こんにちわ^^なんだか、すごい武器が
出てきましたネ。
この最終兵器らしき「メギド」、いつかトォニィ達が
破壊してしまうのでしょうか?だとしたら、
トォニィ達が人間扱いされなくなるのも
うなづけるかも・・・哀しい展開すぎるかな?
でもって、ラスト、外へ飛び出して行くブルーに
「いやぁぁー!ブルーが死んじゃう~T0T」
と悲鳴上げて泣き出してしまいました^^;
なんて、上手すぎるラストの切り方でしょう==;
by 冬萌まる▼・ェ・▼ (2007-07-22 16:17) 

ミカリン

こんにちは。いつもありがとうございます。

このアニメ版は現代問題になるような部分にかなりの気の使いを感じますので、ひょっとしたらナスカの子たちの扱いもマシになるかも知れないとは、思っているのですが…。どうでしょうか?

私もラストではジョミーやフィシスと一緒に叫んでました。きっと来週は泣いていると思います。
by ミカリン (2007-07-22 16:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

銀河系地図SOUL POWER TOKYO SUM.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。