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Nコン関連番組『ゴスペラーズの合唱は最高!』 [音楽(ゴス・藤澤関連)]

 
NHK全国学校音楽コンクール高等学校女声四部合唱 平成19年度 (2007) / 言葉にすれば

NHK全国学校音楽コンクール高等学校女声四部合唱 平成19年度 (2007) / 言葉にすれば

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 楽譜
NHK全国学校音楽コンクール、通称『Nコン』の本選が近づいてきました。
来月7~8日との事。出場なさる皆様、優勝目指して頑張ってください。(…ってこのblog見てないか(苦笑))。
なんせ応募総数が約2400校の中から、高校の部は11校しか出れないって言うだから、大変な事。きっと今頃は練習漬けの毎日だと思います。さて、ここからは本日NHK総合での関連番組のネタバレ。近々教育TVで再放送が有るそうなので、見たくない人はスルーしてください。
74回目を向かえる今回、高校の部の課題曲の作詩・作曲がゴスペラーズ提供という事で、今日の番組のゲストは当然、ゴスペラーズ。ゲスト登場の紹介にアナウンサーが間を作ったため、
「『ゴスペラーズの合唱は最高!』ってタイトルで、ゲストがゴスペラーズじゃなかったらどうしようって、横で心配しちゃいました。」
って、そんなスタジオにスタンバっててそれはないでしょう、ヤング(笑)。
「平原綾香ちゃんとかいたら吃驚するよねぇ。」
それもないから、リーダー。

「今回、合唱って何?って難しい事を考えずに、仲間で歌う事が面白い、一人で歌う時に出来ない事が、仲間と歌う事で出来るという楽しさを伝えたくて参加した。」
と、作詩・作曲を担当したヤングこと、安岡優(ゆたか)氏。

高校の部は、混声・男声・女声の3パターンの参加が出来る為、全部のタイプの学校を一校ずつ廻る企画でした。その時のゴスの服装や周りの風景などが完全に夏だったので、ツアーの空き日に廻っていた模様です。当然、彼らが行く事は、各合唱部には秘密。

最初はNコン関連ラジオ番組に「男子が5人しかいないので、存在感をどうやって出したらいいか判らない」と相談メールを送ってきた仙台南高校へ…。
メールの送り主「キョンキョン(男子)」君の必死の勧誘が実ったのか、実際訪れた時には進入部員が倍の10人に増えていました。
練習室に入った途端、吃驚して騒ぎ出す生徒。そりゃ、突然来たら当たり前です。
メールを送った「キョンキョン」君が親しみやすいタイプだった為か、散々いじるゴス。質問に答えられずに手を口に当てた彼に
「その手は何だ!その手は(笑)。」
「制服の下に黒シャツをきるの止めろよ。」
コラコラ、そんなにいじらない!相手は一般の高校生なんだから!
その学校は音楽監督と呼ばれる女子が2人いて、彼女らが指揮を取っていました。グループに分かれて、ゴスがそれぞれアドバイスした後、リーダーとヤングが部室の隅にある、自分たちの歌の楽譜を発見。かなり使い込まれた様子。5人しか男子がいなかった頃、ゴスの曲で練習を行ったようです。
先生をリードに「ひとり」を歌う事を強引に決めたゴス。酷い…緊張とサビの裏声で必死の先生。お疲れ様でした。
そして生徒達と共に中庭に移動。特別な時にここで歌を披露するとの事ですが、そこでピアノなしの課題曲「言葉にすれば」。
心に響くものがあって、ピアノがないのに音がぶれないので凄いというゴスからのお褒めに、嬉しそうな生徒達。男子学生が後から入った事もあって、女子についていく感じの男子達でしたが、悪いお兄さん達(笑)から「もっと自分の意見を出せ!」というアドバイスも貰った模様。
最後はヤングに勇気を振り絞って握手をお願いした子がいたのを切っ掛けに握手会状態。
「今日は手、洗えない!」
気持ち判ります。いいなぁ。

2校目は東京の日本音楽高校(女子高)の合宿に突撃訪問。なにせ合宿中。女の子達の格好はラフ。ジャージ姿も少なくない状態に、男が入って行っちゃいけない場所に入っていく様な緊張感が、ゴスにはあった模様(笑)。
そこの練習はユニーク。喉でなくお腹に力を入れるために、輪になった紐を足で踏んでもう片側を手で持ち上に引っ張りあげた状態で歌ったり(後で年少組挑戦(笑))、表情を確かめる為に手鏡を持ったまま歌ったり、頬を上げる練習の為にペンを口にくわえながら歌ったり…。音楽の専門学校だけに、自分達の方がダメだしされるんじゃないかと気にしていたゴス。笑えました。
当然ここでも突然訪問だった為、入ったため大騒ぎ(おまけに女子高だ!)。先生まで少女みたい(ヤング談)に大ハシャギ。
ちょうど誕生日の子が2人いたため、アカペラで「ハッピーバースディ」の歌のプレゼント。泣いてましたよ。これもうらやましい!
「ここに(歌の)一つのスタート地点が有るという思いで参加している」
というリーダーの提案で、各パート一人ずつの4人編成で課題曲を歌う事になる生徒達。
「えー、この度デビューが決まりました…。」
「4スペラーズの皆さんです。」
どうしても呆けたがるゴスたち。仕方ないな、こういう人達だ…。
4人で歌った事で息を合わせるということ、他の人が歌った歌い方を受けて歌うことの呼吸がつかめたという生徒達。大人数じゃなかなか、わからない体験ですもんね。


3校目は男子のみのブラバンド部が兼任する合唱部。学校は広島の呉武田学園呉港高校。
元々野球部の応援に作られたブラバンド部。楽器に指が付いてかなかったり、音が取れなかったりしたのを、歌だととっつき易いから、合唱という形で練習したのが切っ掛けとか。今回Nコン初参加。
本人達にも「なんんちゃって合唱部」という鬱屈した思いがあったせいか、ゴスの訪問は嬉しかったようです。リーダーの発案で前足を前に出す斜め立ちで練習に入ると、最初緊張のせいもあって硬かった歌が急に生き生きとしだしました。
「それぞれが主人公みたいに見えた。」
「ブラバンやってるから息の出し方はアドバンテージ高いよね。」

というゴスの言葉に嬉しそう。お礼に、ゴスの「ミモザ」を演奏する彼ら。頼んで即興で歌で加わったゴス。お互いが凄く楽しそうでした。
3校とも地区予選金賞でブロックコンクールで落選…。でもブロックコンクールで入賞するのはたった11高校なんだから地区予選で金賞だって凄い事。呉港高校なんて始めての出場だったんだから、凄い快挙。おまけに彼ら地区予選で、斜め立ちやってゴスを喜ばせてました!金賞受賞の時は、本人達が予想してなかったことだったので「嘘ぅ!」の声。ゴスの年長組と同い年の若い顧問の先生は鼻を真っ赤にして泣いていました。

「今回高校を訪問する事で、自分たちが歌を歌いたくてこの世界に入った気持ちを思い出させてくれた。」
と黒沢さん。
「コンクールをするということは、それまでの日々を楽しく過ごす…。練習が辛かったり仲間とけんかしたり大変な思いもいっぱいするだろうけど、それが大切な時間。一番大切なのはその練習している時の笑顔とか時間。それをこの夏、僕達がいい体験をさせて貰ったと…」
さすが、リーダー!いい事言って締めくくる!と思っていたら…。
「なんて、感謝なんかしちゃったりして。」
最後に呆けるな!ふざけるな!恥ずかしくなったんだろう、この小心者(笑)!

番組の最後に早稲田高等学校グリークラブとNHK東京児童合唱団ユースクラブと一緒に「言葉にすれば」を合唱して番組は終わりました。

改めていい曲です!新曲のCDが出るのが楽しみになりました。

 


 


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コメント 4

学校訪問は、すごかったですよね。録画して見ましたが、きらきらしてましたねぇ、ゴスも高校生も!
by (2007-10-02 21:55) 

ミカリン

>noripeeさん、お久しぶりです~。
お体の方は大丈夫ですか?(お前が言うなって友人から突っ込まれそうですが)
とても楽しい番組でした。皆楽しそうでしたね。私も合唱やりたくなってきました(笑)。
この前、当地方のブロック大会がやっていたので見ていたのですが、我が母校(高校)が残っていたので吃驚しました。(本選には残れませんでしたが…)嘗ての音楽の担当教師がまだ現役で、でもやはり年の流れを感じさせて…、何となくホロリといたしました。
by ミカリン (2007-10-03 01:39) 

kahiro

こんにちは。
昨日、呉港の演奏会へ行き、去年のことを知りました。
番組、見れなくて残念です。
演奏会の中で、そのときの放送を流していたので、
見れましたけど。
とても、楽しかったです。
by kahiro (2008-03-16 15:10) 

ミカリン

>kahiroさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
呉港は三校の中でも印象的で、とてもよく覚えています。
この番組での経験が、彼らの中にプラスとして残っていてくれたら、ゴスペラーズの一ファンとしてとても嬉しいです。
by ミカリン (2008-03-17 12:08) 

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