宇宙ステーションに生活空間、仮設置 [天文]
ちょっと出遅れた話題になってしまいましたが、『国際宇宙ステーション(ISS)』に日本実験棟『きぼう』の接続部分にあたる生活空間『ハーモニー』が10月27日に仮設置されました。
2003年のスペースシャトル「コロンビア」の空中分解などで遅れ気味のISSですが、やっとここまで…と言う感じです。何かアメリカは月や火星の有人探査の方に目が行きがちのようですが、こちらも頑張ってほしいものです。勿論、太陽系の星の有人探査も大切ですけど…。
でも『チャレンジャー』『コロンビア』等が無くなったせいでスペースシャトル自体も、数が少なくなってきたのも事実。スペースシャトルは何回も再利用するものだし、大変高価なので、無くなったから新しいのをとは、いかないのはキツイ所です。有人ロケットの為、安全性も大切ですし。
それでも、少しでも自分たちの住む宇宙という謎を解いていきたくて頑張っている科学者の為にも、地球から星空を眺める天文ファンの為にも、少しでも計画が順調に進む事を望んで止みません。
いつか、一般の人達が宇宙から地球を眺める時が来るのでしょうか?私が生きている間には無理でしょうが、いつかそんな日が来る事を願います。
『国際宇宙ステーション(ISS)』((Wikipedia)
『宇宙航空研究開発機構(JAXA)』のHP
「きぼう」接続の生活空間、国際宇宙ステーションに仮設置 【ワシントン=増満浩志】高度350キロを周回する国際宇宙ステーション(ISS)に日本時間27日未明、日本実験棟「きぼう」などの接続場所となる重要な生活空間「ハーモニー」が仮設置された。 ISSの内部空間が6年ぶりに広がり、約18%増えた。 前日からISSでの長期滞在に入った日系人のダニエル・タニ飛行士(46)らが、ロボットアームを操作。スペースシャトル「ディスカバリー」の貨物室からハーモニーを取り出し、ISSの中心部近くへ結合させた。 ハーモニーには、欧州や日本の実験棟、日本の輸送機などとの接続口が備えられている。現在シャトルがドッキングしている場所へ11月に移設され、来年2月から運ばれる「きぼう」の設置準備が整う。 - 読売新聞 [10/27(土) 10:30]
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