「最高エネルギー宇宙線」の飛来場所特定 [天文]
最高エネルギー宇宙線、地球に近いブラックホールから飛来
どこから地球までやって来るのか謎だった、飛び抜けて高いエネルギーを持つ「最高エネルギー宇宙線」が、地球から比較的近い巨大ブラックホールから飛来していることが、国際研究チームの観測で明らかになった。
9日付の米科学誌サイエンスに掲載された。もし遠くから来ているなら、アインシュタインの相対性理論を書き換える必要があるという見解もあり、起源の解明が待たれていた。
宇宙線は、光に近い速度で宇宙空間を飛び交う陽子などの小さな粒子。中でも最高エネルギー宇宙線は、銃弾と同程度の運動エネルギーを持つ。2004年以降、17か国の科学者によるチームが、アルゼンチンに建設中の観測所で、この宇宙線27個の正確な観測に成功。到来方向は地球から1000万~2・5億光年の比較的近い「活動銀河」の位置に合致していた。銀河中心のブラックホールが加速器の役割を果たしているらしい。
- 読売新聞 [11/09(金) 10:28]
ちょっと古めの記事ですが、個人的に興味深かったので…。
この手の話をしだすと時間が掛かって、全文消えるなんてことになりそうなので、止めときます(苦笑)。
宇宙の起源にも関わる事なので、記事に書いてある通り、遠い場所から飛来していたら、今までの原理がひっくり返る所でしたが、せいぜい1000万~2・5億光年先とのことなので、アインシュタインも一安心でしょう(笑)。
もっとも彼には「自分の死んだ後の事まで知らない」と言いそうなイメージ有りますが(笑)。
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