早稲田大学交友音楽祭 [音楽(ゴス・藤澤関連)]
昨日の「丸ちゃんショック」で1日遅れになりました。
昨日正午からBSフジでやった「創立125周年記念スペシャル『早稲田大学交友音楽祭』」のネタバレでございます。
たくさんの有名人(卒業生)が出演なされましたが、ゴスペラーズの出番は殆どラスト近いので(中盤?)、前半はちょっとスピードを上げます。
何故、125周年をこんなに大々的に祝うかと言うと、大学の創設者の大隈重信の『人生125歳説』が元になっているそうです。これからの125年は第二世紀と計算するとのこと。
まず、早稲田大学法学部出身のフジテレビ菊間千乃アナウンサーのナレーションから番組はスタート。
早大と言えば有名な大隈講堂が国の重要文化財に指定された事、その高さが125尺(38メートル)だという事が紹介されてました。
さて、式典の始まり、前出の菊間アナウンサーとテレビ朝日の下平さやかアナウンサー(法学部の同期だそうです)が司会を務め、大学総長(勿論OB)、校友会(所謂同窓会)会長、福田現総理大臣(政治経済学部卒)の挨拶。
因みに福田首相の先輩に竹下元総理、海部元総理がいらっしゃるとか。海部さんの姿は、会場にありました。さすがにお年を召されて…、当たり前ですね。当時としては若い首相というイメージがありましたが(苦笑)。
そして改めてベートーベン第九の大合奏&大合唱で音楽祭の幕開け。何故「第九」かというと、ベートーベンが作った125番目の曲だから…。ここまでこだわります、125(笑)。有名な曲で良かった。
前参議院の柏村武昭キャスター(第一文学部卒)の司会で、音楽祭は進みます。
取りあえず放放送順にて10月21日のプロ部門。勿論出演は卒業生のミュージシャン。
鈴木良雄カルテット(演奏曲:MATURI)
白石信とナレオハワイアンズ(演奏曲:with浅井慎平「南風の夜」、with早稲田大学ハワイ民族舞踊研究会「早稲田大学校歌」)
ここで白石さんのハワイアンズサークルに入り浸ってたというタモリさん(第二文学部)が露木茂アナウンサー(政治経済学部)と登場。その頃の面白トークに花を咲かせていらっしゃいました。
ここで、一度放送は音楽祭から離れ、前出の柏村キャスターと梶原しげるアナウンサー(法学部)と写真家浅井慎平さん(政治経済学部)3人がキャンパスを歩きながら、自分たちの当時の思い出を振り返るというコーナーに。梶原さんは学部が違うけれど同期に、北大路欣也さん、吉永小百合さん、市川染五郎さん(何代目?)がいて、北大路さんや市川さんが学食にいると聞けば、そこに行って一緒のカレーを食べ、吉永さんが講義に出ていると聞けば取ってもいない講義に一緒に出ていたと告白。柏村キャスターに
「広末涼子の時もいっぱいいたらしいよ、そういうの。大分迷惑だったらしいってさ。」
と突っ込みを受けていました。
3人とも今の学生には、自分たちとは違う早稲田を語ってもらいたい。反骨精神を持ってほしい。後から見たらくだらない事も、それもまた学生ならではだよね、との感想を仰っていました。
さて番組は音楽祭に戻り、
ボニージャックス(曲目:あなたの笑顔)
すがわらやすのり(曲目:ふるさと)
…すがわらさんってウチの学校の百周年の時来て、「ふるさと」とか童謡歌ってたおじさんじゃないかなぁ。すみません。私情です。
それにしてもさすが早大。卒業生で有名な人多すぎ!
音楽祭は前日にも行われていたらしく、コチラはアマでしょうか?はっきりとは分からなかったんですが、下に紹介テロップとかも出なかったので、OB・OGのアマチュアの方が中心でしょうね。現役もいるかも。メドレー状態で、放送されてました。
一応一覧を…。
早稲田大学グリークラブOB会 稲門グリークラブ(曲目:早稲田大学校歌)
稲友マンドリンクラブ
早稲田大学ハワイ民族舞踊研究会
アンサンブルKANREKI(ギタークラブOBバンド)
早稲田大学OB合唱団
早稲田大学交響楽団
ナインティ ウエスト ジャズバンド(ニューオルリンズ・ジャズクラブOBバンド)
早稲田大学ハーモニカ・ソサエティ
オルケスタ・プリマヴェーラ(オルケスタ・デ・ダンゴ・マサタ)
早稲田大学ハイソサエティ オーケストラOBバンド
早稲田応援部吹奏楽団OBバンド
この日の夜は早稲田ナイトと称し、7箇所のジャズバーなどで音楽祭の続きが行われていたとか。勿論経営者は卒業生。
そのうちの一つの店にいたアナウンサーの宮川俊二氏などによると、OB・OG会の活動が今までバラけていたので、4年前早稲田キャンパスで3000~4000人で青空の下で校歌を歌ったのが音楽祭の切っ掛けとか…。
音楽祭の途中では、早慶戦前の野球ナインの壮行会も行われた模様です。あ、ハンカチ王子見っけ(いない方がおかしい)。
さて、この辺りから多分、音楽祭も2日目のプロ部門に戻ったようです。下の紹介テロップも復活。
工藤淳一(演奏曲:津軽じょんがら節)
外山喜雄とデキシーセインツ(演奏曲:聖者の行進、この素晴らしき世界)
そしてやっと、今回の記事の主役(私的に)、ゴスペラーズ登場です!あぁ、ここまで長かった!!
えーメンドクサイのでココからあだ名以外敬称略(笑)。
安岡「(125周年)おめでとうございます!ゴスペラーズです!」
村上「いつの間にやら、ここ大隈講堂が国の重文になって…。」
安岡「重要文化財ですね。」
北山「急に重文って略さないで下さい!吃驚しました。」
村上「そんなに価値有るんですか?」
…リーダー。なんということを…(苦笑)。場内笑い。
酒井「そりゃあるでしょう!」
安岡「歴史も有りますしね。」
村上「今日は思い出のこもった、このキャンパス、その象徴である、この大隈講堂で心を込めて歌わせてもらいます。短い時間ですがよろしくお願いします。」
そして、おなじみ「ひとり」を熱唱。
曲的にはもう一曲あるのですが、場面が変わって大隈重信像近くの5人に場面は移ります。
まず、軽く自己紹介。
安岡「我々が卒業してから、10年ぐらい経ちました。」
村上「教育学部教育学科卒、今は名前が変わって社会学育専科でしたか。村上てつやです。」
安岡「同じく教育学部の英語英文学科卒、安岡優(ゆたか)です。」
酒井「第一文学部哲学部社会学専修卒、酒井雄二です。」
さて、ここまでは良いとして、後の二人はどうするの?と思っていると…。
村上「後の二人はア・カペラ学科です。」
そう来たか(笑)。
(一応知らない人のためのトリビア(笑):黒沢薫は国学院、北山陽一は慶応大学でございます。)
安岡「ア・カペラをやりたい学生や社会人が集まってア・カペラを歌ってたサークルで…。」
村上「4万人ぐらいいたからね。」
安・酒「いない、いない!」
…東京にいたらア・カペラ学科入りたかったなぁ…。ちょうど酒井さんと同い年なんだし…(ファンにだけ年齢バレる。)
大隈像に向かいながら…
安岡「この辺でよく歌ってましたね。あそこのベンチで待ち合わせて…。」
村上「よくさ、あそこで歌ってた歌、歌ってみない?」
安岡「え!?どの!?」
村上「♪私の~銅像~の~ま~えで~」
おーい…、違うだろ、それ。
安岡「…卒業して10年してたどり着いたのがソコ!?吃驚した~。」
こういう人だよ、分かってるでしょ、ヤング。長い付き合いなんだから。
尚も構内を移動しながら会話を続ける5人。
村上「当時のサークルの勧誘文句が『バブルの後はア・カペラだ!』でさ。」
それ、あんたが考えたんでしょ、てっちゃん。
安岡「時期が時期だったし、楽器無しでお金が要らないから…。」
村上「それで騙されて入ってきた奴、多かったんだろうなぁ…。」
酒井「それ俺だよ、俺!!」
そこで年配の先輩が突然ロケに飛び入り!
先輩「俺、ずっとゴスペラーズはグリー出身かと思ってたんだけど、今聞いてたら違うから吃驚した!」
村上「割とゴスペラーズって、そういう風に大雑把に捉えられてるんですよ。そういうのも嬉しいんですよね。ア・カペラでうたってたグループ、殆どゴスペラーズと考えてる人もいて…。」
安岡「『昔、女の人いましたよね』とか言われますねぇ。『それ別グループ!』みたいな(笑)。」
次によく学祭で歌ってたという場所、練習してた場所などを廻るゴス。そこで4人に総攻撃を受けるリーダー村上(笑)。 安岡「当時は圧倒的な先輩後輩関係でしたから…。」 酒井「まぁね~。」 安岡「『軽々しく俺に口をきくなよ』オーラが出てて。」 酒・北「うん、うん。」 村上「ちょ…!違っ!」 安岡「同い年でも黒沢さんは、後輩の面倒見が良くて…。」 酒井「飯も食わせてくれて…。」 村上「いや、違…。」 北山「本当に怖かったんですよ。」 黒沢「いや、村上は飯は食わせてくれるんだよ。その代わり例えば、この餃子お前のものだと思うなよ~って、人の皿から取ってちゃって。」 酒井「そうそう!パクーって!!」 さすがに4人がかりでは勝てません。リーダー。しかし、そういう時のチームワークもいいね、あんたら(苦笑)。
昔言ってた学生街の喫茶店の話になる5人。この辺は味にうるさいオヤジがマスターの所が多いという話になってりました。 安岡「君達は何も知らないねぇ…みたいに言われて、(若かったから)コノヤローみたいな(笑)。」 酒井「あ!俺!俺言われた!『ミルクティの入れ方も知らないようじゃ、お里が知れるよ』って!」 安岡「あ!俺覚えてる!その場にいた!」
彼らが向かったのは喫茶店バロンというお店。ちょっと大人の雰囲気で、学生達がたむろするタイプではない感じのお店でした。彼らに言わせると学生街だから、学生に迎合しちゃう店が多いけど、この店は違うのでロイヤルミルクティとタバコで格好をつけた気分になって、学生なりに贅沢をしてる気分になる為に来た店だったとのこと。
場面はその後音楽祭に戻り、125周年の記念にゴスペラーズが提供した学生歌をゴスペラーズwith早稲田大学応援部吹奏楽部で演奏。題名は「早稲田の詩(うた)」。
ゴスのイメージからすると可也重低音のまさに学生歌。
愛する者 君が歌え
集えばまた 声を合わせ 歌い来る未来こそ
我らの早稲田の詩(うた)
いざ友よ 胸を張れ 我らの早稲田の詩(うた)がある
大体こんな感じの歌詞だったと思います。
安岡「学生歌という物を書かせて貰いまして、我々の頃との違いが(学校の中に)出てきているとは思いますが、形が変わって行くものが有っても、早稲田の風、早稲田の校風は変わらないのではないかと感じております。」
作詩者としてのゴスの出番の締めはヤング。えー確か、作曲はア・カペラ学科の北山氏でしたね(笑)。
音楽祭の単独出番として最後に
守屋純子とハイソサエティ オーケストラ(演奏曲:Sing Sing Sing)
番組は最後に皆で腕を振りながら『早稲田大学校歌』を歌って終わりました。
ゴスペラーズを中心に映していたカメラマン、ナイスです(私的に)!
最後に:個人名等に間違いや変換ミスが有りましたら申し訳ございません。お申し出があったら、修正いたします。
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