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『クリスマスのおくりもの』 [読書]

クリスマスのおくりもの

  • 作者: コルネリス・ウクリスマスのおくりものイルクスハウス
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1978/11
  • メディア: -

クリスマス物第3弾(勝手に…)は絵本です。
とりあえず、クリスマスになると読みたくなる私の三部作ということで…。
思いっきり児童書ですが(笑)。未だに捨てずに残してある1冊です。
バルサザール王の子、王子イレーヌスは、ベツレヘムの星が輝いた時、父王がらくだに乗って出かけるのを目撃します。
「おとうさまぁ、どこへ いくの?」
「おお、イレーヌスか。かみさまの子、あたらしい ほんとうの 王さまが おうまれになったのだ。わたしは その王さまに 金のさかずきをさしあげに いくのだよ。」
イレーヌスは、連れてってくれと頼みますが、遠いからまだ子供の王子は連れて行けないと断られてしまいます。
それでもイレーヌスは、新しい王様に会いたくて、自分の一番の宝物を三つ持っていきます。
一つ目はお友達にもらったボール
二つ目はお祖母さまに戴いた素敵な絵本
三つ目は一番仲良しのお父さまがくれた子犬のブルートン
「でも、こんなにだいじな ともだちをあげちゃうなんて ぼく、できるかなぁ」
それでもイレーヌスは、大きな美しい星の光を目当てに旅立ちます。
その旅の中で、イレーヌスは3人の人に会います。
一人目は、貧乏だからと誰とも遊んでもらえない女の子
二人目は病気で寝ているお爺さん
三人目は足が悪くて、ベッドから起きられない男の子
イレーヌスはその3人をどうするか…。新しい王様におくりものが出来るのか…。
本当に素晴らしいおくりものは何なのかが、この絵本のテーマです。
聖書の中の1節をモチーフに作られたこの作品。
王子イレーヌスの真心に癒される児童書です。


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