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手で触れる星空写真 [天文]

「さわれる星空展」障害者向けに写真を立体化…栃木

栃木県の天体観察愛好家グループが、撮影した天体写真に凹凸をつけた視覚障害者向けの写真展を企画している。
 イメージしづらい宇宙を身近に感じてもらうのが狙いで、視覚障害者を支援する社会福祉法人「日本盲人福祉委員会」(東京)は「おそらく国内初の写真展。障害者の心の世界を広げてくれるのでは」と期待している。
 企画したのは、常磐大(水戸市)の中村正之教授(53)(生涯学習論)が代表を務めるグループで、9日から大田原市で「さわれる天体写真展」と題して開催。太陽の周囲で観測されるガスの炎「プロミネンス」や黒点、月のクレーター、天の川など、中村教授らが撮影した写真と立体化した写真を対にして約40組を展示する。
 熱を加えると黒い部分が盛り上がる特殊な紙を利用。凹凸は1ミリ以下だが、写真をパソコンで処理し、白黒を反転させることで、星などの形、プロミネンスの微妙な濃淡を指で感じることができる。複雑な天体は熱の加減が難しく、常磐大の学生に協力してもらい、10~20回の失敗を重ねて成功した労作もある。
 参考にしたのは、米シカゴ大の付属天文台が作った「触覚型天体資料」。2006年夏には実際に天文台を訪れ、「宇宙がどうなっているのか初めてわかった」と大喜びするアメリカの高校生らに出会った。

- 読売新聞 [02/05(火) 15:21]

視覚障害者用の浮き上がった絵本とか、アートに触れるとかはよく聞きますが、写真は私の知る範囲内では初めてです。


触った人達の、初めて感じた宇宙は、いったいどんな感じだったのでしょうか?

実は左目の角膜が拉げていて、視力自体は現代のコンタクトでは1.5まで上げれても、物の歪みなどがどうしても残ってしまう私も、触ってみたかったりして…。
果たして目で見ているのと変わらないのかな?チョッと興味が有ります。


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