桃の節句、勉強会

さぁ、今日は「桃の節句」です。お勉強会に友達がいっぱい集まってきましたよ。

今日の会場は図書館の中にある、「春の資料館」

今日の参加者は
今回の勉強会をリクエストしたTちゃん家のルナちゃん＆アルテミスちゃん姉妹。
とわさん家のモコモコちゃん＆羅夢ちゃん姉妹。
ひろこりんさん家のピロちゃん。
うにトロさん家のカカオちゃん。
ゴンザレス･アヤ様さん家の百合子さん＆真菊ちゃん姉弟。
はなたんさん家のちょこんちゃ…もとい、ちょこ子先輩。
キャベツ太郎さん家のまわったりちゃん。
のーさん家のシャオディエちゃん
今回初参加のようこ♪さん家のじんぎすちゃ…違った、じん子ちゃん。
runaさん家のテディちゃん＆コモモちゃん兄妹。
ちゃこままさん家のちゃこちゃん。
そしてわが屋のやんぐ＆ヤス兄弟。
今回は女の子のお祭り故、ホスト役でございます。

  尚、上記を見てお察しの通り、飼い主様からリクエストの有ったペットちゃんに関しては、 「あれ？ちょっといつもと違うような…。」 という場合も有りますが、もし性別を間違えて取り扱ってしまったら、司書がパニクっての失敗ですので、申し訳ありませんが笑って許してくださいませ。リクエストが無い場合、性別不明ちゃんは原則女の子です。  さて、みんな集まったかな？ 「は～い！」

では始めましょうか。どうしたの？テディちゃん。

「それにしても凄い数だね」

「本当よね。特にこの十二段飾り。」

 
「あら、百合子。困難で驚いていては駄目よ。
ウチの本宅に有るお雛様の数はもっと凄くてよ。」

「え！？ちょこ子先輩、コレより凄いの？
シャオディエの家にはこんなに無いよ。」

「ピロの家も無いよ！」

「さすがちょこ子先輩…。」

真菊ちゃんも吃驚です。

 

さて、お雛様の由来から始めましょう。
元々中国には、三月上旬に人形（ひとがた）を川に流して、災いを流す風習があったの。
それと日本の平安時代の幼い姫君たちの雛遊び(お人形遊び）が一緒になって、今の雛人形になったと言われているわ。

流し雛の風習は、今でも鳥取県とかで残っているわね。

「流し雛？」
まわったりちゃんが首を傾げます。

 紙で作ったお雛様を流すのよ。
 「「折角作ったのを流すなんて出来ないよ！！」」

 

コモモちゃんもモコモコちゃんも手作りのお雛様持参です。あらあら上手ね。それは流さなくて良いのよ。

でもね、もともと雛祭りと言うのはお払いの行事なの。
桃の節句と言うでしょ？

桃は日本でも中国でも古来から厄除けや魔除けの力が有ると言われてきたの。

だから中国では桃のお酒を飲むのよ。
「「お酒！？」」

あぁ！ちょこ子ちゃんにモコモコちゃん！
それ確かに桃のお酒だけど、まだ飲まないで！！

「気が早すぎるよぉ。」
突き飛ばされた、やんぐがぼやいてます。

それに時代が進むに連れて人形が、こんなふうに豪華になって来てね。
川に流すわけにはいかないでしょ。

「「うんうん」」 よくお雛様を雛祭りが過ぎても飾ってると「お嫁に行けなくなる」っていうでしょ？
「え！じゃぁ早く片付けなきゃ！」

カカオちゃん、慌てないで！地方によっては４日まで飾っておく所もあるし、旧暦で飾ってある所もあるのよ。

「旧暦って一ヶ月ぐらい遅いんだよね！」

そうよ。良く知ってるわね。じん子ちゃん。

人形は人の形をしているでしょ。遊び道具で有ると共に、人の身代わりとして災いを引き受ける対象でも有ったの。
だから川に流す代わりに、日にちが来るとすぐに片付けることで厄を落としたことにするようになったの。

「この菱餅には謂れは有るの？」
有るわよ、アルテミスちゃん。

赤白緑はそれぞれ、桃の花、白酒、蓬を表していて、赤は魔除けや厄病除け、白は清浄、緑は蓬の力で邪気を払うと言われているの。
菱形なのは、昔、龍に襲われそうになった娘を助けるのに菱の実を使って退治したと言う仏教の説話からきているの。

「「ねぇ、モコ雛がひな壇のお雛様と逆だよ！」」
カカオちゃんとアルテミスちゃんが気が付きました。
「「本当だ！大きなお内裏様とお雛様も逆だよ！」」

ヤスとちゃこちゃんも気が付きました。

皆お家に帰ったらお父さんやお母さんに聞いてご覧？どっちに飾るって？
実はモコ雛と、大きなお雛様の飾り方が一般的な方法。

向かって左がお内裏様。右がお雛様。
関東風と関西風(京風）と言ってね。京都では昔ながらの飾り方をしているの。
昔は日本では左(向かって右）が上座と言って、天皇の立つ方向。皇后様は右(向かって左）に立っていたのよ。

でも、明治時代以降、西洋の右が上座、左が下座というのが日本でも当たり前になって、大正天皇が即位する時に、皇后様の右側に立ったのが、関東雛の並び方の始まりだと言われているわ。
「じゃぁ、ここにあるのは、ほとんどが京風なのね。」
「ふーん。僕知らなかったよ。」  

さて、では難しいお話はこれでおしまい。これからはひな祭りパーティーよ。
皆思い思いに楽しみだしました。

白酒はもち米に麹を加えた飲み物なので、お子ちゃまでも大丈夫。
楽しいパーティーの始まりです。

ぼんぼりの淡い明かりにウットリするのはルナちゃんとちゃこちゃん。

ケーキに突進した子達はだーれだ？
（モコモコちゃん、羅夢ちゃん、百合子さん、ちゃこ子先輩、じん子ちゃん、まわったりちゃん）

「えっと女の子のお祝いだから、男の子が働かなきゃ！

僕がケーキを切ります！」

真菊ちゃん、頑張ったものの…
「わーん！上手く等分出来ないよぉ」
「人数多いもんねぇ。」
 
ピロちゃんと羅夢チャンは共に左大臣のおじいちゃんが気になる様子。
「「何でお年寄りが混じってるの？」」
左大臣は偉い人なのよ。
「「ふーん。」」
 
カカオちゃんは大きなお代理さまがお気に召した様子。
こんな人のお嫁さんになりたいんですって。

ルナちゃんと百合子さんとシャオディエちゃんがが女の品格について論議すれば

テディちゃんが男の魅力をアピール！

あらコモモちゃん、お風呂に入ってる
。

女の子のお祭りだもの。綺麗にしないとね。

さて楽しいパーティの時間も終わり。
皆、家路につきます。

「ごちそうになりました。 さようなら～。」

「「はぁ、疲れたよ…。」」
さぁ、二人とも片づけが待っています。手伝ってね。
「「えぇ～！！」」

これで楽しい雛祭りはおしまいです。
二人とも、端午の節句は主役だから、機嫌直してね！

タグ：雛祭り 桃の節句

コメント 7

あはははは!!ちょこ子先輩はうちの設定のまんまの
キャラで行ったんですね!!（笑）
たくさん集まって大人気でしたねぇ。私もレーダーで
見に行ったけど、雛人形のあまりの重さに低スペックの
PCが耐えられなくて落ちてしまい挫折しましたわ＾＾；
by ゴンザレス・アヤ様 (2008-03-05 11:26) 

じん、しっかりお勉強してきたようだわ＾＾
ありがとうございました。
またよろしくお願いします。
by ようこ♪ (2008-03-05 20:53) 

わはははっ、ちょこ子本宅があったんだ！
１２段飾りよりすごいお雛様ってどんなだろー、見て見たいぞっ！
甘酒飲んでケーキに突進して、とても楽しんだみたいねー
ちゃんと勉強したのか、不安になってきたわっ（笑）
by はなたん (2008-03-06 00:24) 

＞ゴンザレス･アヤ様さん
えぇ、お局様というリクエスト付だったので！
私のパソも低スペックの為、メール受信はネットカフェで行ないました。

＞ようこ♪さん
楽しんでいかれましたか？またおいでくださいね。

＞はなたんさん
「貴方の地元にある徳川美術館よりたくさんの古式ゆかしきお雛様がいっぱい並んでるのよ！」とのことです。
頭がいいちょこ子先輩の事なので、聞いてないようで聞いているんでしょう。大丈夫ですよ。

by ミカリン (2008-03-06 17:31) 

豪華なお雛様に、すっかり夢中のちゃこ。
たくさんのお友達と、遊べ・・・いえ、お勉強できて
ヤスちゃん、やんぐちゃん、お世話になりました。
by ちゃこまま (2008-03-08 00:30) 

うちではお雛さま買ってあげなかったので、
豪華な１２段飾りに見とれて帰ってきました。>^_^<
もとへ、お勉強もしっかりしてさせて頂きました＾＾
by とわ (2008-03-08 15:12) 

＞ちゃこままさん
大丈夫。ちゃこちゃん、しっかりお勉強してました。
ホスト役に戸惑っているうちのバカ息子達を暖かい目で見守ってくれましたよ。

＞とわさん
女の子の憧れですもんね、お雛様。
本当に豪華でした。私も前におみくじ当たってなかったら買えませんでした(苦笑)。
皆ちゃんと、いい子にお勉強してましたよ。


by ミカリン (2008-03-08 23:24)