アンジェリークデュエット 恋愛パターンコンプリート

KOEI The Best アンジェリークデュエット

• 出版社/メーカー: コーエー
• 発売日: 2000/02/24
• メディア: ビデオゲーム

 

はい、こんなことをやっているのは病気自宅療養中で暇だからです。

シリーズで持ってるのはコレだけ。当時コレを買った理由は

「闇の守護聖クラヴィス」役の塩沢兼人さんの急死。

（2000年5月9日午後4時頃、自宅の階段から転落。直後は意識もしっかりしていて異常なさそうだったが、午後10時頃になって容体が急変。意識不明になり病院へと搬送される。翌日午前0時54分、脳挫傷のために急逝。享年46。＜当時の雑誌等より抜粋＞）

彼の逝去を惜しんでプチファンとして買ったゲームでした。もう一つ買ったゲームも有ったんだけど、ゲーム自体が馴染めなかった為、欲しがっていた人にあげました。（ジャンル自体はアンジェリークより得意分野だったんだけど）

 

元々この「アンジェリークシリーズ」はいくつかこのシリーズのファンの子に借りたことがあり、デュエット版じゃないのはプレイしたことが有ったんですが。金髪アンジェにしか馴染めなかったと言うのは、キャラへの愛着ではなく、茶髪主人公の「２」が難しすぎたせいです。以降髪の色で表現させていただきますが、金髪時代は『負けるのが難しかった』のが茶髪は『勝つことが出来ない』。おまけに育成（本来の目的）と恋愛に対象するキャラの増加。当時「多すぎる！」とは思っていたんですが、人数が増えたせいで難しくなったのではなく、金髪時代は対象人数が、9人もいても皆が主人公に対して同じ立場だったせいで簡単だったんだと気がついたのは、長く放り出していたゲームを再稼動して気づいたことです。茶髪で増員されたのって、守護聖じゃなくて教官。接する理由も違って、やることも増えてソレが大変だったんだなぁと思ったわけです。きっと守護聖が単純に増加されただけならまだマシだったはず。だって仲が悪い守護聖がいたって勝てるんだもん。…正統エンディングは恋愛じゃなくて女王になるんだけど。

 

私、今までやった恋愛がらみのシュミレーションゲームの中で恋愛のみってのやったこと無いんですが、本来の目的が恋愛じゃない育成ゲームの種類って恋愛をすると本来のエンディングをあきらめなきゃいけなくなるのって珍しくないかな？いや、この分野は手を付けたのが声優の緒方恵美さん（ゴスペラーズに狂う前に好きだった）出演のゲーム２～３シリーズ位なので単純に知らないだけかもしれないけれど…。ただ目的達して恋愛も有りのゲームの場合、恋愛相手じゃないキャラと仲が悪くなるとゲームがクリアできなくて、そこが苦労した点だったわ。

 

えー、タイトルで解るとおり恋愛パターンは全て終了です。間に大分長いインターバルをはさみましたが、大トリがクラヴィス様（＆ロザリア）だったのは偶然の産物です。当然正統エンディングは一番最初に二人分見ているので、後揃っていない絵は「９９９日たっても目的が終わらないパターン（二人とも）」、ロザリア版の「大陸に降りる」＆「学園に帰る」エンディングです。いずれも達成が面倒くさそうなので、これで私は『アンジェリーク』シリーズ終了となりそうです。