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「地球へ…」第10話 [「地球へ…」]

地球へ… 1 (Gファンタジーコミックススーパー)

地球へ… 1 (Gファンタジーコミックススーパー)

  • 作者: 竹宮 惠子
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2007/04/06
  • メディア: コミック

えーっと、 今日の主人公はハーレイですか?
彼のコト割と好きですからいいですけど(笑)。
今日はかなり原作にも触れるので、読んでない人はご注意を。
今日はミュウ(超能力者側)に話が戻って、なおかつ原作にないオリジナル話。
人類側に攻撃されつつ、地球を探すミュウ達が、赤い惑星ナスカに降り立つまでの物語。
確かに原作では端折って有った部分なので、興味深くもありましたが、
ナスカに対するミュウたちの考え方が原作とかなり変えてあったのが吃驚でした。
まず原作では消極的ながらナスカに安住するのに賛成でなかったフィシスが、
ミュウの良き未来を占い、その結果の
「輝く2つの太陽。赤き星。我々の未来。そして可能性」
が原因で、ナスカ定住が決まってしまう事。オマケにフィシス大賛成です。
それを受けて長老達もゼル機関長が拘ってる位で、後は概ね乗り気。
ナスカという名前もフィシスがつけてます。
そういえば原作に比べてエラ女史、穏やかなような(笑)。
原作では
「人類への憎しみで一杯の皆の心に暖かい思いをしてほしかった」
為のジョミーの独断的な、一時的な安住の地で、後にはソレが原因で、長老達と若者達の意見の食い違いが、事件に発展してしまうのに、長老達でさえ
「もうシャングリラはお役ゴメン」
「定住」という言葉を使っていること。
原作に比べ地球に対する執着心は薄いようです。
まぁ、原作と違って地球の位置も知らないようなので仕様がないのかも。
「地球に行くだけが僕達の未来を繋ぐ事だと思っていたけど、自分達の手で子供達をつくり未来を繋げていく事が僕達には出来る。」
今回ラストでジョミーは言います。
「安息の大地。たとえそれが地球でなくても僕らを迎えてくれ、育んでくれる大地があれば、嘗ての人々がそうしたように未来を信じ、自然と共に生きよう。」
ナスカに定住するという意見は原作を離れて考えてみれば、納得の出来ることです。
「人類と共存できないのなら遠い星で幸せに。」
その考えは絶対に間違ってないと思います。
「出来れば戦いたくない。平穏に暮らしたい。」
と思うのは当たり前のこと。
物語のラスト近くでジョミーがキースに言う
「宇宙は広い。遠くの星に我々は去ってもいい。
生まれてくるミュウの存在を認め、我々のもとへ送り届けてくれるなら」
「そう、遠い星で我々は…別な生き方をしたってよかったのだ、キース・アニアン。
この胸に燃える地球への思いが抑えられるなら!
だが青い地球を思うとき、やけつくようなこの渇望も…
機械の植えつけた意識かもしれない。
だったらこの戦いはさけられぬ運命だ。違うか?キース。」
というように、人類側がそれを許してくれない。
原作を読んでいる人なら知っているこの後の悲劇は、ミュウ達がナスカを一時的な住処と考えていようが、永住の地と考えていようが、同じ結果を招きます。
結局ジョミーの一生は苦悩の連続と考えると、凄く悲しくなります。
話は変わりますが、子供達(大分大きくなってましたが)との会話でカリナがモテてましたね。
ジョミーもモてるけど(それは解る)。
昔やった映画と同じく、まさかカリナとくっつくんじゃ…と心配しましたが、ユウイのプロポーズを受けてくれて一安心。
来週はトォニィ登場ですね。
原作では父親の影がものすごく薄いですが、ユウイには息子成長後も頑張って欲しいもんです。
本日のジョミーの名台詞
「人は本来自分の進む道を自分で選べるものなのだから」
最近凹みっぱなしの自分へ勇気をもらいました。ありがとう、ジョミー。

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冬萌まる▼・ェ・▼

こんにちわ^^ホント最初、番組間違えた?と
思ってしまいました^^;ハーレイ頑張ってるネv
ソルジャー・ブルーも眠ってるだけでご健在の様子だし、
「まさか彼のTVでの最期はあんな風?こんな風?」
と勝手に自分オリジナルストーリー作ってます。
最近のアニメは13話辺りに一つの山場が来るので
今からドキドキです^^;
by 冬萌まる▼・ェ・▼ (2007-06-10 12:29) 

ミカリン

こんにちは。
本当にまだブルーが生きてるし、予告見てるとサムがジョミーのこと覚えてそうだし、自分の中で勝手に想像が膨らみます。

原作的にも山場はその辺りに来そうですね。ホント、ドキドキしながら楽しみにしてます。
by ミカリン (2007-06-10 13:38) 

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