新しいブラックホール発見 [天文]
天文衛星「すざく」、新しい形態のブラックホール発見
新しい形態の巨大ブラックホールを、上田佳宏・京都大准教授らが、宇宙航空研究開発機構のエックス線天文衛星「すざく」などを用いて発見した。大量のちりやガスに深く埋もれ、ちょうちんのように見える。8月1日付米科学誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レター」に掲載される。
ブラックホールは、太陽の約10倍の質量を持つもののほかに、100万~10億倍の巨大なものがある。巨大ブラックホールはこれまで、周りを平らなドーナツ状のちりやガスが囲む形のものが知られていた。
新しく見つかったものは、丸い形のガスなどの塊に囲まれていた。ブラックホールはそれ自体を見ることはできないが、そこから発するエックス線を「すざく」の世界最高レベルの検出器で観測。地球から約8000万光年と、3億5000万光年離れた2天体で確認した。
- 読売新聞 [07/31(火) 14:33]
(ニュース記事は翌日追加しました)
以前コチラ(6月21日)にて「ブラックホールは存在しない?」という記事を書きましたが、本日、京都大の教授たちのチームが「球形」形をしたブラックホールを二つの銀河で発見したというニュースをテレビで見ました。
「すざく」ホームページ
以前からブラックホールだと言われているのとは違う初めての形とのことで、これから従来のドーナツ型に変化するのではというような事をニュースで言っていました。
早ければ来月発売あたりの天文雑誌に載るんじゃないでしょうか?(外国のには載るそうです)
ついでに以前のブラックホール否定説組が、どう思うかが興味あります。(おい)
まだまだ謎だらけな宇宙ですが、それだけに興味は尽きません。
星空をぼぉっと見てるだけでも、充分綺麗ですけどね。
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