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22年経って… [真剣に語ってみる]


日航ジャンボ機墜落から22年、遺族ら慰霊登山
乗客・乗員520人が犠牲となった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から12日で22年を迎えた。
 墜落現場となった群馬県上野村・御巣鷹の尾根では、早朝から遺族らが慰霊登山を行った。
 日本航空のまとめによると、同日午前11時までに慰霊登山に参加したのは68家族計260人。JR福知山線事故などの遺族4人も参加した。
 高齢化が進み、多くの遺族は、つえをつきながら、急傾斜の山道をゆっくりと登り、墓標の前に着くと、手を合わせ、故人の冥福(めいふく)を祈っていた。
 墜落地点の「昇魂之碑」前ではアコーディオンが流れる中、午前10時30分ごろから、遺族らがシャボン玉を飛ばし、空の安全を願った。
- 読売新聞 [08/12(日) 13:01]


当事者でも、知り合いに被害者がいた訳でもないのに、戦後○年と数えるのとは違う想いが巡るのは、きっと自分がこの事故が起こった時代に、すでに生まれていたから…。そして子供とはいえ、事故の重大さを感じられる位には成長していたからでしょう。
 
この事故が起こった時、私は帰省中でした。そして、帰りの汽車を待つ駅のホームで、他の人が見ている新聞の大きな見出し「坂本九さんの遺体確認」(正確では有りません。さすがにそこまでは記憶が無いので、その様な見出しだったと言う事で)。確か記事の写真は子供と遊んでいる坂本九さんの笑顔の写真でした。
 
年齢的な問題で彼の印象は「上を向いて歩こう」「見上げてごらん 夜の星を」「ジェンカ」を歌っている笑顔が印象的なおじさん、という程度のものでしたが、自分でも知っている有名人が亡くなったという事に、深く衝撃を受けたのを覚えています。
 
もう22年が経つんですね。高齢化が進み、慰霊に現場を訪れられない人々も多い事でしょう。心の傷は癒えてはいないと思います。
 
被害者の方々のご冥福を祈ると共に、二度とこんな事故が起こらないように願います。

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