NHK全国合唱音楽コンクール

本日『第74回NHK全国合唱コンクール』の「中学生の部」と「高校生の部」が有りました。
私が見たのは勿論(苦笑)ゴスペラーズが製作に関わった課題曲の「高校生の部」。
課題曲はコチラ↓

県大会→地方ブロック大会→本選と勝ち上がった、たった１１校。(地方ブロック大会には母校が残っていて、嘗ての恩師の姿にちょっとホロリ）。

何校か歌った後で、課題曲作詩担当のゴスペラーズ最年少ヤング…、いえ、この呼び名は止めておきましょうか…、安岡優（ゆたか）氏のコメント。ちょっと要約になりますが…。
「テーマが「つながる」と言う事で、僕は「言葉にすれば」と言う言葉を選びました。心で思っていることを言葉にするのは、とても難しい事で１００％自分の言葉には出来ないし、言葉にした所で相手に正しく伝わらずに誤解されてしまう事も有る。でも言葉にしないことには、何も自分が伝えたい、相手とつながりたいという意志を持っていることが伝わらない。だから誤解を恐れずに自分の言葉で相手に心を伝えてほしいと言う思いで作りました。」
そうなんだよね。言葉にするのはとても大切な事…。でも、それが内向的な性格の私にはとても難しい…。誤解を受ける事が多いし、自分の胸につかえて言葉にするのがとても苦手。ちょっと痛い言葉でもありました。ポストペットやリヴに名前を借りるほど、好きな人の言葉だから余計重かったです。

話がそれました…。

どの合唱もさすが勝ち残って来ただけあって素晴らしかったです。ただ、自由曲の選び方が優等生過ぎるかな…と、そんな気も(生意気言ってごめんなさい）。

結果待ちの間、皆でゴスペラーズの『星屑の街』を生徒達と合唱する時、実は会場でこっそり(笑）聞いてたゴスペラーズがステージに上がり、２つの曲の作詩担当の安岡氏の
「歌ってくれた１１校の皆さん！素晴らしい歌でした。その素晴らしい演奏に、僕達ゴスペラーズからお礼を言わせてください！」
そして、一緒に『星屑の街』を合唱した後、感極まったのか泣いてしまった安岡氏の
「素晴らしかった！どうもありがとう！！」
詩を書いた者としての想いが溢れてきたのでしょうか？初めて生放送で見たヤス君の涙、もらい泣きしちゃいました。

結果は、課題曲が一番私の心に響いた宮崎の高校が銀賞、自由曲が面白味の有った東京の杉並の高校が金賞でした。(高校名正確じゃなくてごめんなさい）。銅賞には愛知の岡崎高校も入っていました。
賞を取れた学校も、取れなかったけど本選まで勝ち残った学校の生徒の皆さん、おめでとうございます。
そしてお疲れ様です。
来年もまたNコン目指して猛特訓するんでしょう。曲が決まるまで、ちょっとの間かもしれませんけど、喉を休めてまた頑張ってください。高校生が一生懸命、取り組んでる姿はとても美しかった。言える立場じゃないけど、これからも自分の力を傾けるものを持って、人との繋がりを大切にしてください。他の高校と手を繋いでラストに課題曲を歌っていた女子高生達の姿が印象に残りました。

感動をありがとう。

 

コメント 4

言葉ってとても
難しいものですね。。
でも歌は素敵！
by runa (2007-10-09 14:36) 

＞runaさん
言葉にする難しさは大人になると特に感じますね。
一つ一つの歌詞が心に染みました。
by ミカリン (2007-10-09 18:54) 

こんばんは。
お邪魔しちゃいました。
星屑～もですが、ラストの「言葉にすれば」の全員合唱には、かなりグッとくるものがありました。ゴスが訪問した男子校のVTRが少し流れましたが、合唱部でなくてもドン②参加して、Nコンが歌の素晴らしさ、仲間の大切さを感じるきっかけになれば、と思いました。
by おれんじ☆ジュース (2007-10-09 22:37) 

＞おれんじ☆ジュースさん、いらっしゃいませ。
本当にラストの課題曲合唱は胸にきましたね！
コンテスト中はライバルでも終われば、同じものを志した仲間として手を取り合う姿を見て、感動しました。
by ミカリン (2007-10-11 18:44)