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『アイーダ』3回目 [劇団四季]

ELTON JOHN&TIM RICE’S アイーダ(劇団四季)(CCCD)

ELTON JOHN&TIM RICE’S アイーダ(劇団四季)(CCCD)

  • アーティスト: 阿久津陽一郎, 佐渡寧子, 濱田めぐみ, 飯野おさみ, 山添功
  • 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
  • 発売日: 2004/06/09
  • メディア: CD


昨夜、3回目の『アイーダ』観劇です。
月1が当たり前だった頃を思うと、最近ペースが落ちてますなぁ。いえ、体調的理由が原因なのですが…。

キャストが大分変わっておりました。…前回行ったのが9月だから当たり前ですね。
ゾーザーが飯野おさみさん。さすが年齢を経ても元「ジャニーズ」(初代・元祖)。何回も拝見しておりますが舞台にいるだけで、存在感が凄い…。これがスターオーラですか(笑)?
といっても、当時の映像を見た事は有りませんが(私が生まれた年には、もう劇団四季にいたんだから当たり前か)、同グループに「あおい輝彦」氏がいた事は聞き及んでおります。母から…。

もうすぐ千秋楽。その為入り口入ってまん前に、『マンマ・ミーア』のセット(笑)。
早いですね。対応。入って左側の展示コーナーには当然、宣伝コーナー。一周するとシールがもらえます。ちょっとこの年になると複雑。

相変わらずアムネリス贔屓の私ですが、今回は後半に故・ダイアナ妃の影が重なって見えました。所見の頃から、後半の彼女のモデルがダイアナ妃だということは知っていたのですが、こんなに重なったのは初めて…。
結婚式前日に夫となる人の愛人の存在を知らされたというダイアナ妃と、結婚式前夜に婚約者に愛する人がいると知ってしまうアムネリス…。二人とも、その心中を押し隠して式に臨みました…。

しかしアムネリスは元々、王女。婚約も政略結婚であり、彼女の場合はその相手を愛せたけれど、ラダメスにとっては幼馴染として妹のような大事な人でしかなかった。彼女の望んだ「大事な人」ではなかった。でも、疎まれていた訳でも憎まれていた訳でもなく、形は違っても、「大事」と言える存在だった。それが彼女がラダメスを憎めなかった原因かもしれません。反って残酷とも言えますが。
「僕にとって君はいつも大切な人だった。」

その苦しみを抱いて、病気のファラオの跡を継いで女王になっていくアムネリス。
裁判シーンからの彼女の一言一言が、胸に突き刺さるようです。きっといい女王になったのでしょう。

ラストの現代のシーン、ラダメスとアイーダの生まれ変わりが発掘され、博物館に展示された自分たちの生き埋めにされた墓の前で、何かに導かれるように視線を交わす…。それを見つめるアムネリスの視線に慈しむような、愛おしむような穏やかさを感じました。

あと1回『アイーダ』観に行きます。
ラダメスとアイーダの愛も究極の愛の形ですが、アムネリスの愛もまた究極の形…。
それをまた見届ける為に…。


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