SSブログ

日本にいると忘れがちですが… [真剣に語ってみる]

米国の衛星撃墜、中国が憂慮示す 【北京=佐伯聡士】米国が偵察衛星をミサイルで撃墜したことについて、中国外務省の劉建超・報道局長は21日の定例会見で、「我々は、こうした行動が宇宙の安全と他国にもたらすであろう損害を追跡しているところだ」と述べ、憂慮を示した。  その上で劉局長は米国に対し、国際義務を適切に履行し、必要な状況説明や関連データ提供を迅速に行うよう求めた。  有人飛行や月探査衛星などの打ち上げを次々に成功させ、米露に迫る「宇宙強国」を目指す中国は、今回の衛星撃墜により、宇宙軍事技術で圧倒的優位に立つ米国がさらに技術開発に弾みをつけると見て警戒を強めており、これをけん制するものとみられる。  軍事的能力の向上には宇宙開発が不可欠で、宇宙を制する国だけが軍事的主導権を掌握することができるというのが中国の本音だ。 - 読売新聞 [02/21(木) 22:16]


国会で憲法改正が叫ばれ、自衛隊が海外に派遣されてはいるものの、日本は現在『憲法第九条』というものが存在し、『戦争放棄』の立場に有ります。

そんな国で生活していると、つい忘れがちになりますが、世界の中では戦争も起こり、軍事目的の衛星まで宇宙に打ち上げられている現状…。

自分たちの安全を守る為に核を持ち、軍事力を持つのだと主張する国の人達は、その行為が他の国を刺激し警戒を強める事に気が付いていないのでしょうか。
結局はいたちごっごです。

『軍事的能力の向上には宇宙開発が不可欠で、宇宙を制する国だけが軍事的主導権を掌握することができる』と考える国の人達が、宇宙を制してまで手に入れたい『軍事的主導権』とは何なのか…。

政治的に有利に話を進めることは可能になるかもしれませんが、それは自国が№1になりたいからに他ならないのではないでしょうか?
昔の覇者達が世界を征服しようとした様に、この時代に君臨しようとまでは考えていないでしょうが…。

極論を言ってしまえば、『世界平和』の為には世界中の武器と言う武器を根絶してしまえば良いのです。
現状でそれが困難なのは良くわかりますが、それを『最終目標』として掲げ、努力をするよう世界中の人達が動いて欲しい。
そしてそれを叫ぶべきなのは『平和憲法』を持つ日本なのではないでしょうか?

この地上を戦場にしないで下さい。美しい星々を見上げる宙を軍事目的に使わないで下さい。
太陽の寿命が尽きて、地球がその膨張に飲み込まれる間近まで、この地球には美しい星で有って欲しいと思うのは、我が侭な願いでしょうか?


nice!(4)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 4

コメント 4

冬萌まる▼・ェ・▼

以前何かのTV番組で、男女の脳の違いをやってて
男は自分が一番じゃないと気持ちよくならないが、
女は協調性を求め集団の中にいるのを好むとか。
だから、国のおえらいさんが男社会の国は
戦争を考慮し続けて当然で、戦争はなくならない。
女性が上に立つ国ばかりなら、なくせるかもしれない
とか。温暖化も進んでてソレどころじゃないのに、
皆気づかないフリが上手ですよねーー;
by 冬萌まる▼・ェ・▼ (2008-02-23 10:51) 

ミカリン

>ふゆもえさん
なるほど。男女の考え方の違いや、脳の違いが有るというのは理解はしていても、具体的に説明されるとわかりやすいですね。ありがとうございました。
本当に、温暖化が進んでる今は足元の火を消す事の方に力を入れて欲しいです。
by ミカリン (2008-02-24 01:00) 

ちゃこまま

どうして、仲良くできないのか?
不思議で不思議でなりません。
そんなに難しい事?
あぁ~ん、やっぱ、わかんないです。
by ちゃこまま (2008-02-24 10:37) 

ミカリン

>ちゃこままさん
日常では相性が合わない相手でも、別に喧嘩しなくても済む様なことが、国みたいな大きな状態では出来ない…寂しいですね。
私も、どうして手を取り合えないのかとっても不思議でよくわかりません。
by ミカリン (2008-02-25 02:20) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

勉強会、準備中…弟の最近の日常 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。