訃報・立岡晃さん [劇団四季]
またショックなニュースが飛び込んできました。
劇団四季の重鎮の一人、立岡晃さんが29日深夜、急性心不全で逝去なされたそうです。
当日の舞台に立っていたということ、78歳という年齢を考えれば、ご本人的には役者冥利に尽きるかもしれませんが、残された俳優、舞台関係者、そして私たちファンからすると悲しくてなりません。
立岡さんの出ていらっしゃった舞台を、見たことは数知れず…。
「オペラ座の怪人」のムッシュー・レイエ、「ウエストサイド・ストーリー」のドッグ、「夢から醒めた夢」のおじいさん、ハムレットのポローニアス…、いつも存在感を感じさせる、それでいてほっとする笑いを起こさせる演技をなさる役者さんでした。
今は、まだ心が乱れて、ただご冥福をお祈りするしかありません。
きっと今頃、自分より先に逝ってしまった若い役者さんを叱りつつ、懐かしく思い出話などしてるかもしれない…、そんなことを思ってしまいます。
きっと、「夢から醒めた夢」のラストと同じく、美しい船に乗って光の国に行かれたのだと信じて…。
重ね重ねご冥福をお祈りいたします。
コメントをいただきましてありがとうございました。
ミカリンさんの本文最後、
「きっと、夢から醒めた夢のラストと同じく、美しい船に乗って光の国に行かれたのだと信じて…。」
読ませていただいて涙がでました。
僕もそう信じたいと思います
by jurun (2008-04-01 23:49)
>jurunさん
こちらにもコメントありがとうございます。
夢から醒めた夢の開演前のパフォーマンス時に気さくに撮影に応じて、ポーズをとってくださった姿が忘れられません。
優しいお人柄だったのだと思います。
パスポートが白くないはずない!そう信じています。
by ミカリン (2008-04-02 02:39)