「うた魂♪」 試写会・名古屋

うた魂♪フル!!!(初回限定生産2枚組)

• 出版社/メーカー: Nikkatsu =dvd=
• メディア: DVD

思ったより出てるじゃん
ゴスペラーズ

（ファンにあるまじき暴言）

さて、名古屋試写会、行って参りました。

我が母校の制服が多いなぁと思ってたら、合唱映画ということで、合唱部の合唱が用意されていました…、が、選曲が映画に全く関係なーい。
映画に使われてる合唱曲だってあるのに被ってないし、自由曲はゴス以外のミュージシャン…。
去年、NHK合唱コンクールのブロック大会で良いとこまで行ってるんだから「言葉にすれば」でも歌えばいいのに…。
いえ、指揮のO先生がそんな気が利く先生とは思っていませんことよ（失礼）。昔っから頑固だったし。
学校を卒業してからの年月をその先生を見つつ、感じてしまったりして…。
老けたね、って当たり前だよ。自分だって年取ってるんだ。

映画の方は笑いあり…というのは分かっていましたが、ちゃんとホロリとさせる所も用意されていて、良かったです。

思春期にありがちな思い込み、ちょっと高飛車な思い、鼻をへし折られたときの混乱、立ち直りがテンポ良く進んでいて、面白かったです。

特に面白かったのは高校生役のガレッジセールのゴリさんですが（笑）。
司会の女性が言った「観ているうちに高校生に見えてくる。」は本当でした。
ただ、北海道が舞台なのに標準語だったり、幼い頃悪気がなく傷つけてしまった同級生とのやり取りは、ちょっと疑問。
10代の頃の出来事で人との間がギクシャクするのに、傷つけた主人公の方が被害者っぽく書かれていたのがちょっとって感じました。
小説本では相手の子が、主人公と仲悪いだけで良い子なんですが、映画だと悪い子っぽいので…それが疑問系。

その他は面白くて、ちょっとオーバーで、モテ役っぽい子もカッコいいだけにしてなくて良かったです。

「一人で歌うことはいつでも出来るよ。今は皆と歌う楽しさを感じてほしいな。」
この台詞が、ストンと胸に入ってきました。

歌っていいな、仲間と歌うっていいな、大勢で歌うのって楽しそうだな…そう感じさせる映画でした。
連れの観終わった後の台詞です。
「なんか歌いたくなって来た。」
製作者側としてはしてやったりでしょうか（笑）。

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