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地球へ…Expansion DiscⅡ ~君を想う宙~ [「地球へ…」]

地球へ・・・Expansion Disc II ~君を想う宙(そら)~ [DVD]

地球へ・・・Expansion Disc II ~君を想う宙(そら)~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: DVD

「ありがとうジョミー。
あなたのお蔭で何故、命が紡がれていくのかわかったよ。
そして何が大切なことなのかも…。」



~ペセトラ宙域の戦いからアルテメシア陥落までのダイジェスト~

トォニィについて
 斎賀みつきさん(ジョミー・マーキス・シン役)
「可愛いですよね。生まれた時からずっと見ている子なので、彼の一生懸命さはすごく分かっている。だから敢えて何も言わずに見守ってあげたい、みたいな部分があって。だけど一番間違ってしまった時は修正してあげようと…。」
 杉山紀彰さん(トォニィ役)
「トォニィは赤ちゃんの時から急激に大人になってしまったので、普通の人が経験するべき努力や苦悩や挫折を味わっていないんですよね。子供の持っている残酷さを持ったまま、大人の判断力を持ってしまった。その為、その他の登場キャラより敵味方がすごくはっきりしていると…。オンとオフに近い。グレーゾーンがないと…その辺がトォニィらしさだ思っています。」

ステーション篇について
 子安武人さん(キース・アニアン役)
「嬉しかったですね。非常に嬉しかったのと同時に、これをやったって事は大変なことなんだぞ!と(笑)。責任とれよ!と思いながら演じてました。これをやらなければ普通に、ジョミーの前に分かりやすい敵役として現れられたはずが、スポットをキースにも当てて、彼の感情線も辿っていかなければいけないんだぞ!と…(笑)。すごく嬉しかったけれど、大変なことをしたなとスタッフさんたちに変な気遣いをして演じていました。」

サムについて
 子安さん
「一番初めに友達になった人は忘れないものだなと…。一番わかりやすい「友達」ですね。」

~ステーション篇(キースの出生の秘密)&テラズ№5の破壊のダイジェスト~

シロエについて
 子安さん
「全てを分かって後に良い関係の友達同士、ライバルになりつつ、切磋琢磨していける、言いたいことも言える友達になっていけるのではなかったかというのが想像できるのがシロエ。」

出生の秘密を知るシーンについて
 子安さん
「あそこ、すごく大事なんですよ。自分の存在意義をあそこで悟って、自分が何を求められているかを知って決意するじゃないですか。あそこをもっと前にやっていただければ、後に上手く感情線が繋げたんですけれど、結構遅かったんですよね。あそこをもっと早くやっていただければ(苦笑)。」


マツカを演じて
 高城元気さん(ジョナ・マツカ役)
「キースっていうのは、マツカも言ってるんですけど「機械のような心」…やらなきゃいけない事が有って、それに徹底している人なんで、キースの人間としての部分をマツカが請け負っている。だから、キース・アニアンという人間を語る時に、マツカとキースがセットで一つの人間としての行き方を見せてるんじゃないかと思って演じてましたね。」

~元老たちのキース暗殺計画からナスカチルドレン3人死亡シーンまでのダイジェスト~

マツカを殺してしまうトォニィを演じて
 杉山さん
「幼い思考ながらに超えてはいけない一線が、同族を殺す、仲間を殺すということだったと思うんですよ。
多分生まれて初めて位の強烈な後悔をしたんじゃないかと思うんですけど…。あそこのシーンがあるお蔭で最終回にある精神的な成長の一歩手前の段階で、命の尊さを実感して少しずつ変わってくるターニングポイントの一つだったんじゃないかと思っています。」


マツカを失うシーンを演じて
 子安さん
「感情を荒げて「マツカ!マツカ!!マツカ!!!」って言ったキース。でも涙を流さずにグッとこらえて最後に「処分しておけ」。冷たいなって思って終わっちゃうんですよ、下手すると。でもあの台詞、本当は苦しいんだろうな…、辛いんだろうな…、あの後ろを向いた姿、泣いてるのかな…、いや、泣いてないな…。じゃぁ心で泣いてるのかな位まであの台詞の中に詰め込まなければいけないので、非常に難しいなと思いながら、これは見せ場だなと。これが出来ないようではダメだなと思いながら演じましたね。」

キースの楯になったマツカを演じて
 高城さん
「たとえば何もない空間に自分がいたら、自分が何者なのか分からないですよね。そう考えるとキースというのはマツカにとって世界の全てなんですよ。キースから返ってくるマツカが自分自身で…。キースがいなくなってしまうということは世界のほとんど、自分のほとんどが無くなってしまう事。それは戦いますよね。
キースがいなくなってしまう事は、あの頃の自分に戻ってしまうという事。
マツカからしてみたら、ミュウが勝とうが、人類が勝とうが、そんな事をどうにかしたいという気持ちで生きているわけではないから、世界が終わってしまった瞬間なんですよね。あのシーンっていうのは…。」


~トォニィのキース暗殺未遂からキースがミュウとの話し合いに応じるまでのダイジェスト~


最終話を演じて
 斎賀さん
「最後の方になってくると、もうキースに対する怒りは無くなってきていたりするじゃないですか。彼の悲しみが読めないようにしていても伝わってきている。そうすると本当はこの人はすごく感情が豊かで素晴らしい人なんじゃないかと思えてくる部分がたくさん有ったので、では手を取り合えるのではないかと…。でも、まぁ「やだ!」って言われちゃいましたけど(苦笑)。
普通に出会っていたら反発しあいながらも、すごくいい友人になれたんじゃないかという気がしますね。」

 子安さん
「マザーに「自分の好きなようにやる」と言った辺りの台詞はある意味、美しくない台詞回しですよね。声も半ば裏返りみたいな感じになっちゃって。でも気取った言い回しではなく、本心から思わず出た言葉なので、役者としては録り直しも出来るんですけどね。「ちょっと声裏返っちゃったんで、もう一度やらせてください」って。でもそんな事をする気は全然なかったし、あれが素直に出たならば、あれが多分表現の仕方として正しかったと思うので。オンエアとか見たら、やっぱり裏返っていたけど、嫌じゃなかったし、嫌いじゃなかったなって…。素敵な裏切り方ですよね、あれは。」
 
 ヤマサキオサム監督
「最終話のテーマとしては人の想い…物理的ではない感情的な部分が、どれくらい行動原理とか、やり切る力になるのかを描きたかった。たぶん最後にキースがジョミーの言葉を聞き入れたくなかったけれど、信じようと思う切っ掛けも、ジョミーの行動が愛情のほうにベクトルがあったから、それに応えたいというのがあったんじゃないかと思います。力でねじ伏せて従わせようする事ではないよと。人が動くのはそういう事じゃないよというのが描けたら、成功につながるんじゃないかと思いながら作品を作っていた覚えがあります。」


~最終会談の為、代表メンバーがユグドラシルに降りるところから最終話までのダイジェスト~

最後に
 子安さん
「キースを演じることが出来て…最後まで演じることが出来た…。それが自分の中で本当に清々しくて。」

 小林早苗さん(フィシス役)
「自分の想像しだいで本当にどんな解釈でも出来る作品だなって…。」

 杉山さん
「微妙に哲学的というか、道徳的といいますか…、考えさせられる作品だなというふうに思いましたね。」

 高城さん
「これから近未来、僕らにあるのかどうか分からないですけど、そういうのを先取りして「こういうふうに考えてみました」というのを竹宮先生が見せてくれた作品なのかなと思いました。」

 杉田智和さん(ソルジャー・ブルー役)
「人の感情、善意、悪意…、そんな目に見えないものが全て明らかになった時、人はどのような行動に出るのだろうかと、そんな可能性みたいなものを間接的に伝える番組だったのではないかと…。」
 斎賀さん
「見ている方々に何でもいいんで、人を信じることでもいいですし、地球に対しての想いでもいいですから、小さなトゲでも刺さってもらっていればいいかなと…。」

後の対談にて

本編DVDのおまけであるシャングリラ学園を竹宮先生は大笑いで楽しく聞いているとの事。
「マザーがたまらない」
あぁ、あのマザー2号ね。何故か関西弁の…(笑)。

ブルーとフィシスのガラスケース越しの幻のキスシーンが有った。
監督がフィシスがキスに応じる風に描いてしまったため、プロデューサによりボツに。原作の様にブルーの一方的のキスだったらOKだったとの事。

製作会社の伝統で、製作スタッフで最後にアテレコをやる。
「ブースの後ろであーだこーだ言ってる貴方達やって御覧なさい。」という意味合いの様。
案の定、感情は乗らないわ、どこでしゃべったらいいかわからないわで、滅茶苦茶。
改めでプロの声優はすごいと認識するようです。


さぁ、今のところ発表されているものは全て出ました。
後は、DVDを全巻買った人への全員プレゼントを待つのみです。
楽しみだなぁ~「元気でちゅーか?」(そこかい!)


京都精華大マンガ学部長に「風と木の詩」の竹宮惠子さん
  京都精華大学(京都市左京区)は2日、「地球(テラ)へ…」、「風と木の詩」などで知られる漫画家竹宮惠子さん(58)が1日付でマンガ学部長に就任したと発表した。
 任期は2年間。2000年から同大学教授を務めていた。
 また、同学部の特任教授に漫画家六田 ( ろくだ ) 登さん(55)、客員教授に評論家呉 ( くれ ) 智英 ( ともふさ ) さん(61)、編集者竹熊健太郎さん(47)、漫画評論家中野晴行さん(53)が就任した。
 竹宮さんは「海外でも評価が高いマンガの秘密を学生とともに解き明かしたい。学生が卒業後、独り立ちできるよう、技術だけでなく、精神的な面も伝えたい」とのコメントを出した。

- 読売新聞 [04/02(水) 20:54]




タグ:地球へ… DVD
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ふゆもえ

もはや、「地球へ・・・」の情報はミカリンさんから
頂いてる状態なので、とてもありがたい内容デスv^^
詳しいお話ありがとうございますv
関西弁のマザー2号・・・気になる!!><;
by ふゆもえ (2008-04-06 17:06) 

ゆん

先日はnice!ありがとうございました。
なかなか、ブログが重たくてたどり着けなかったのですが、やっとこれました(^_^)

「地球へ…」は初代?を見てました。漫画も映画も。
カラオケ行けば、もちろん主題歌を歌っちゃいます。
懐かしいです~。
by ゆん (2008-04-06 17:23) 

ミカリン

>ふゆもえさん
「シャングリラ学園」、ジョミー以外のキャラのイメージはもれなく崩壊しますけど楽しいですよ。特にキース(笑)。マザー2号は投げやりな感じがとても面白いです。
DVDいかがですか?(と悪魔のささやき)

>ゆんさん
私も初代を見て好きになりました。
多々変更もありましたが、今回のアニメも見る甲斐が有って面白かったですよ。
特に今回の地球の描き方は深く考えさせられる物が有りました。
いつまでも地球はブルーの夢見た青い地球でいて欲しいです。
by ミカリン (2008-04-06 20:14) 

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