SSブログ

日本の衛星、故障多発 [天文]

日本の衛星、故障多発で宇宙機構が総点検へ
  月探査衛星「かぐや」など日本の衛星で小さな故障が、最近相次いでいる異常事態を受けて、宇宙航空研究開発機構は、運用中の全16衛星について、不具合情報などを収集し、分析する大規模調査に乗り出すことを決めた。
 大きな故障の予兆と考えられる小さな故障の根本原因を究明することで、運用に影響する重大な故障を回避するのが狙い。運用全衛星を対象にした「一斉点検」は初めて。
 過去4か月間に故障が確認されたのは衛星5基で7件。1月には技術試験衛星「きく8号」、エックス線観測衛星「すざく」で、2月には太陽観測衛星「ひので」でトラブルが発生した。3月には、超高速インターネット衛星「きずな」の故障が発覚した。昨年12月に続き、4月にも異常が公表されたかぐやの場合、ガンマ線分光計による月面での放射性元素分布観測ができなくなっている。
 これら異常や故障に対し、予備の電源や回路に切り替えるなど対策が取られたが、文部科学省宇宙開発委員会でも、1基当たり総開発費が最大640億円に及ぶ衛星の重大な故障発生が懸念されていた。
 こうした異常事態を踏まえ、宇宙機構は、衛星ごとにプロジェクトチームなどで行っていた原因究明を、統括して行う必要があるとして新たな組織を設置することにした。分析検討チームは、これまで宇宙開発委に報告しなかった軽微な不具合情報も集め、問題点を洗い出し、5月中をめどに改善策をまとめる。
 故障のあった5基は、2005年7月以降に打ち上げられており、運用テーマは様々なうえ、故障機器のメーカーにも偏りは見られず、多発する原因との因果関係は、今のところ分かっていない。

- 読売新聞 [04/11(金) 03:05]


日本の人工衛星で故障が多発しているといいます。
日本人は緻密な技術が得意と聞いていますが、こと宇宙開発に関しては大分遅れをとっています。

このままでは、この前宇宙ステーションに取り付けた「きぼう」もちゃんと機能するのか心配になってきます。

やはり、宇宙に出て行くというのは生易しいことではないですね。
修理が上手く進むことを一天文ファンとして祈るのみです。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)HP

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。