僕らの音楽 [ゴスペラーズ]
夏帆ちゃんは91年生まれの16歳。
今年ゴスペラーズはデビュー14年目のブレイクしてから7年目。
ゴスペラーズがデビューした頃、まだ2~3歳だった夏帆ちゃんから見れば、ゴスペラーズの第一人称は、
「テレビの人だぁ。」
だったそうです。
安岡氏「それ行ったら、僕たちだって夏帆ちゃんたちを見て、テレビの人だぁって思うよ。」
夏帆ちゃんは武道館のゴスのライブを見に行ったそうで、
「いろんな歌を歌うんだって、ビックリした。」
とのこと。
うん、初めゴスのライブ見に来た人って、大体ハトが豆鉄砲喰らった様な顔してるから(笑)。
酒井氏「大体、踊るんだとかよく言われるよね。アップテンポの曲もあるし。」
安岡氏「なりきりゴスペラーズってコーナーあったよね。歌ってくれた?」
夏帆ちゃん「あ、うん…えっと(笑)歌いました。そのときもう本を読んでたので、映画のラストはあんなふうになるのかなって思ってて。」
夏帆ちゃん、歌が苦手だとのこと。今回歌が上手いことを自慢にしてる自意識過剰な主人公を演じる上で、すごく迷ったようです。
自分の出る作品は粗を探してしまうようで、冷静に見れないとのこと。
一生分ぐらい今回歌を歌って、
「楽しいと思えた、いい経験が出来たけど、次に歌う役が来たら、やっぱりちょっと…(笑)。」
苦手なのは変わっていないようです。
一方、審査員役で出たゴスペラーズは、普通に曲を聴いてる演技が、想像以上に難しかったそうで、
村上氏「歌ってる方が楽だなぁ。」
とのこと。
そうだろうね。特にリーダー、顔が固かったもの。声もいつもの声じゃなかったし。
夏帆ちゃん、パート分けに興味があるようで、熱心に質問。
ゴスのパート分けはリード部分はオーディションで、後は得意な音域に分かれるタイプだけれど、どちらかと言うときっちり分けるよりも、自然にハモるのを楽しむタイプ。
見本として「Happy Birthday」をきっちり分けたバージョン(3声)と即興バージョン(5声)をアカペラで。
後者は、誰かと同じになった時に即興でこの辺だとハモるだろうと適当にパートを移行していく方法で、経験や長くやってる仲間同士だから分かる、阿吽の呼吸が物を言うものだと思います。音に広がりが有って、豪華な印象でした。
デビューした時に、先輩後輩だからと言って敬語で話したりは止めようと、取り決めをしたようですが、後輩軍には若干意識が残っているようで、
村上氏「もう、意識はないでしょう。」
北山氏「それは先輩からの見方で有って、後輩からは違う!」
安岡氏「僕なんて、皆が帰った後、掃除して帰りますもん。」
黒沢氏「それは嘘だろう!!」
うん、嘘だろうけど、性格的に他の人の食べ散らかしたゴミを拾って捨ててそうな印象はあります。
歌はコラボレーションでSoweluとの「ひとり」
野崎良太さんとの「流星」
そしてラストはもちろん映画主題歌「青い鳥」
落ち着いた雰囲気の中にも、いつものゴスのにぎやかなおしゃべりが楽しめた有意義な番組でした。
歌が苦手だと思っていて反対の役を演じるのは
それこそ芸の道に携わる人の本骨頂ですよね。
ゴスペラーズって、そんなに楽しい人たちなんですか^^
by とわ (2008-04-19 18:18)
>とわさん
ゴスペラーズはユニークでおしゃべりな人たちですよ。
コンサートでもトーク時間が長いんです(笑)。
この映画は、役者さんたちが本当に歌を歌ってらっしゃって、特訓が大変だったそうです。
by ミカリン (2008-04-19 20:03)