お正月勉強会：趣味と熱狂の狭間で…：SSブログ

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お正月勉強会　[PostPet] [編集]

お正月はもう終わりって感じですが、やんぐ図書館では「お正月お勉強会」を行いました。

今年まだ役立つこと、今年は終わっちゃったけど来年役立つこと、両方ありますよ

今回の参加者は
ゴンザレス・アヤ様さん家の真菊ちゃん
ルフナちゃん家のルナちゃん
ちゃこままさん家のるしぇちゃん
とわさん家のランディちゃん
ようこ♪さん家のかつしげちゃん＆じんぎすちゃん
です。

今回は質問形式で、行きましょうか？

かつしげちゃん「お正月はなんで、『おめでとう』って言うの？」
かつしげちゃん新年勉強会１.png
お正月は昔は立春の頃に行われたの。
春は、さまざまな生命が誕生する季節。特に植物がそうね。
「めでたい」という言葉は「芽出度い」、つまり春がきて植物の芽が出ることを意味するとも言われているの。
「明けましておめでとうございます」とは、正月に家に来る年神様を迎える際の、祝福の詞とも言われるわ。

じんぎすちゃん「鏡餅には、どんな意味があるのかメェ？」 じんぎすちゃん、新年勉強会１.png
鏡餅は年神様に通じる、新しい年の生命の象徴なの。
丸い形をしているでしょ。望月（満月）をイメージして円満の象徴とも言われているわ。
鏡餅という名前は、神事に使われる三種の神器の一つ「八咫鏡（やたのかがみ）」に由来するらしいの。

ランディちゃん「さっきから出てきてる『年神様』ってなぁに？」
ランディちゃん、新年お勉強会１.png
年神様は新しい年の穀物の実りをもたらし、人々に命を与える神様なの。
いつも私たちを見守ってくれる、先祖の霊だとも考えられてるわ。
この先祖の霊が、春は里に下りてきて田の神となり、秋の収穫が終わると山へ帰って山の神となり、正月には年神となって戻ってくると言われています。

るしぇちゃん「門松はなんで飾るの～？」
るしぇちゃん、新年お勉強会１.png
門松は年神様の降りてくる目印なの。
年末に飾り終えて、７日（地方によっては６日）に取り払うことから、その日までを松の内と言うのよ。
かつしげちゃん新年勉強会２.png
かつしげちゃん「ふ～ん。門松にはそんな意味が有ったんだね。」
ルナちゃん「すぐ仕舞っちゃうなんて、さびしいわぁ。」
ルナ、新年お勉強会２..png

るしぇちゃん「じゃぁ、しめ飾りは～？」
るしぇちゃん、新年お勉強会２.png
しめ飾りは神を祀る場所を表しているの。
これを門や玄関、出入り口に飾ることで、家が清浄な状態であることを示しているのよ。
ランディちゃん、新年お勉強会２.png
ランディちゃん「飾りにもいろんな意味があるのね。」

ルナちゃん「お正月は何でお雑煮を食べるの？」
ルナ、新年お勉強会１.png
お雑煮は「若水」とその年初めての火を使って作って、年神様と食べるものを言うの。
餅には年神様が宿っていると考えられていて、その餅と野菜等を一緒の鍋で煮て、家族で食べるのが意義があると言われているわ。

真菊ちゃん「若水って何？」
真菊ちゃん、新年お勉強会１.png
昔は水が最も澄むとされる午前四時頃に、井戸で水をくむことから、正月の朝は始まったの。
この水を「若水」、若水をくみに行くことを「若水迎え」と言うのよ。
若水はまず神棚に供えてから、口をすすいだり、お湯を沸かしたりしたのよ。
一年の邪気を祓い、この水を飲むと若返るとされていたの。

真菊ちゃん「お節料理にも意味が有るんでしょう？」
真菊ちゃん、新年お勉強会２.png
お節とは元々「お節供」（おせちく）の略で、節日に神にお供えする食べ物のことだったの。
昔は元日と五節句の行事食だったのだけど、この中で一番重要な節日がお正月だったから、次第にお正月の料理を指すようになったのよ。

…あら？
じんぎすちゃん「難しいお話聞いてて、眠くなっちゃったメェ。」
じんぎすちゃん、新年勉強会２.png
あらあら、やんぐも夢の中のようです。